食べ歩日記 No.8
08年05月24日、07年09月16日



  07年09月24日
久しぶりに讃岐うどん喰い隊の花鳥さんご一行と共に、讃岐うどんツアーです!


1軒目
ジャンボフェリー売店 (高松市-神戸)

久し振りに『讃岐うどん食べ歩き』目的で花鳥さんご
一行十数人で、香川へ。私も久しぶりに郷土料理を
満喫できそうです。
渡讃手段は、いつも通り三ノ宮から0:30分発のジャン
ボフェリー。この時間のフェリーに乗ると、早朝4:10分
頃に高松に到着するので、早朝からうどん屋巡りがで
き、行列必至の有名店にも開店時間に合わせて行け
る。そしてなにより、運転手が車走らせっぱなしという
状態も避けられ負担軽減できるのが良い。
あと、価格的に安い!!

そんな高松-三ノ宮のジャンボフェリー売店のうどん。
出航と共に販売される訳ですが、船内アナウンスがあ
ると一斉に行列が!!
その行列と他の人が食べているのを見ると、だんだん
食べたくなってきてしまう。なんとなくお腹が空いてきた
ような感覚になってくる。
食欲に負け『かけうどん(320円)』食べちゃった!

麺は冷凍麺。普段、お店でこうやって出されると、多分
「おい!」って思ってしまう様なうどんかもしれないが、
これが美味いんだ。何故かめちゃ美味く感じる。

ここまで美味く感じてしまうのは、やはりシュチュエー
ション的な部分もあるのだろうか。ヘタに入ったうどん
屋よりも、美味く感じてしまう事がある。
やっぱり、「ただいま・いってきます」や「香川で、讃岐
うどん食べるぞ!」という期待感を支える一杯なんだろう。



2軒目
喰うかい (丸亀市)

高松東港に到着して一路、丸亀へ。
今回、私にとっても初訪問となる丸亀魚市場の隣にあ
るうどん屋さん。朝5:00から開いてるってのは、フェリー
で香川に入る人にとっては朝一の選択肢が広がる。

丸亀魚市場に到着すると、丁度、セリ中らしい声が聞
こえてきます。市場の隣にあるお店を除くと、お客さん
は現在2人。セリ中やから、この時間帯はお店も一段
落という時間帯だったのでしょう。

店に入り、「何にしようかな」と壁に貼られたメニュー
を眺めながら考える。"牛すじうどん"も気になるけど、
とりあえずここはシンプルに『ぶっかけうどん・中(230
円)』を注文。
すると、大将が「ちょっと待ってなー。」と、これから
麺を茹でてくれる様子。ラッキー!

「ぶっかけ・中の方〜」と呼ばれ、カウンターでうどんを
受け取る。中=2玉で230円か〜。やっぱ安く感じます。
ではでは、いただきまーす!

一口食べて、プリウマ!!!
麺はプリップリ!甘めのぶっかけダシと、少し細平たい
形状ながらもエッジのある麺が絡み合う。麺を噛むと
グニっと程よいコシがあり、噛み切れる瞬間にはプリッ
っと弾ける様な不思議な食感が生まれる。

帰って写真を見直してたら、"ひやしかけ"もあったんやねー。次来れた時は"ひやしかけ"にしよ。



3軒目
大平製麺所 (善通寺市)

当初は"喰うかい"の後、上杉食品へ行く予定だった
が、時間の都合からパスして、次の善通寺の大平製
麺所へ向かう事に。私にとっては2005年4月2日以来。
3年ちょいぶりか!!

初めて行く人は、絶対に驚く製麺所として名高い大平
製麺所。知らなければ見つける事も難しい。
しかしながら、勇気を出して入り口をくぐり少し奥へ進
むと「おおっ!」っと思う様なパラダイス。

私「すいません。十何人おるんやけど大丈夫ですか?」
おばあちゃん「あー、お兄ちゃん前にも来てくれた方や
        ね〜。今、ちょっと器が足らんわ。洗って
        くるきん、待って下さいねー。」
そなん前の事を覚えていて下さったとは嬉しい話。
茹で上がった麺をベ匠の手つきで、おばあちゃんが
ちゃっちゃと玉取りしてゆく。早速、麺を『1玉(60円)』
を丼にもらい醤油をささっと。
もー、見るからに瑞々しく艶々と淡く輝くこの麺。
これが、美味ない訳ないやろー。

ずずず〜っと至福の麺を口に運ぶ。
ガツンとくるインパクトある麺ではない。しっとりと優し
いし口当たりでありつつ、粘り強くもっちりムニューっと
しっかりしたコシ!口の中に、ふわーっと麺そのものの
風味が広がります。やっぱ、美味っ!美味い!!

ここも値上げをしていた。それでも、1玉55円→60円。
「もうちょっと上げてもいいんじゃ・・」と思うのは私だけ?
家が近所やったら、仕事出勤前に毎朝食べて行くね。



4軒目
道久製麺所 (三豊市)

続いては、讃岐のKing of 剛麺 道久製麺所。
ここも2003年5月3日以来となる。5年ぶり!え〜そんな
になるか!?うーん、そんくらいは経ってるわなー。
営業時間には少し時間があるので、喫茶店に立ち寄り
時間調整。
あ〜ぁ、雨が降ってきちゃった。製麺所内に食べるス
ペースはほとんど無いので、雨の中軒下に並んで食べ
る事になるが、こればかりは仕方ない。

製麺所の扉を開いて、直ぐに目に入ったのは値上げの
お知らせ。ここもか〜。といっても65円→75円。

花鳥さんに器や箸、ダシ醤油等を用意して頂いていた
ので、その器に『1玉(75円)』をもらう。
チャッと醤油をかけて、それだけでOK。

この麺。口の中切れるんちゃうかってぐらい、ビシー!
バキー!っと角が尖ってる。
ズズー・・・ガシッ!っとくる食感。超ガッシリ!超剛
麺!それも、そんじょそこらの剛麺とはわけが違う。
私の経験上では、香川No1。いや日本No1だろう。

なんでこんなに剛麺なのか?
それは、ここがうどん屋ではなく製麺所だから。
製麺してうどん店や商店等に卸し、お店や家で時間が
経過した後に食べる事を想定して作っているから。
時間が経過しても、プチプチ切れる様な麺にならない
様に、茹で時間も短目にし硬いうどんにしているのだと
思われる。
その分、麺の芯の部分に小麦の風味・甘味を存分に
感じられる。そこがこの麺の美味いところ。



5軒目
長田in香の香 (善通寺市)

道久製麺所を後にし鳥坂峠から11号線を善通寺方面
に向かって、長田in香の香へ。

うーん、なんかめっちゃ久しぶりな気がするなー。
食べ歩日記を遡ると、2002年8月17日の記録が最後。
その時もその前(02年7月6日)でも「やっぱ、大にしとけ
ば良かったなー」と思っていたので、今回は後悔(?)し
ない様に『釜あげ・大(350円)』を注文。

徳利からダシを器に入れて、ワクワクしながら待つ。
ダシをちょびっと味見。ん〜やっぱり美味い!この
イリコの香ばしさ。たまりませんな〜。
ダシの徳利は、テーブルの上に置きっぱなしになって
いるので、若干温くはなっているが、私には丁度良い。

そうしてる間に木札の番号が呼ばれ、うどんが運ばれ
てきた。ではでは、いっただっきま〜す。

ダシの香ばしさと、釜あげ麺の香ばしさ。熱々でハフ
ハフいいながらも、ずるずる箸が進みます。
麺はモッチモチで軽くフワフワっとした食感の柔らか
目。ここまで、船の中から食べてきてるけど、これは
あっさり食べれてしまう。
やっぱ・・冷たいのも両方食べたらよかったかな・・。

同じ釜揚げで麺だけを比べた場合、長田の流れを汲
む大阪の『一忠』や『桂ちゃん』の方が、しっかりしてて
好きかもと思ってしまう。この辺は好みの問題やけど、
桂ちゃんの麺を香の香のダシで食べてみたいねー。



6軒目
松岡 (綾歌郡綾川町)

長田in香の香から、319号線から琴平に出て32号線で
綾川町滝宮の松岡へ向かう。
ん〜お店の雰囲気は全く変わってへんなー。
ここで、せんさんと合流。うどんを注文して、席に座り
「ズゴ〜!」とアッと言う間にうどんをたいらげる。

私は、『冷やしかけ(200円)』を注文。
それと、宮武系のお店に来たら、やっぱこれも食べとき
たいやろー。って事でゲソ天をトッピング。
器と麺の白の上に、デン!と横たわり、器自体が小さく
見えてしまうゲソ天の存在感。

私も、「ズゴ〜!」っといきたいところだが、久しぶりやし、
次に何時来れるかわからんし、しっかり味わって頂く。
先の長田in香の香と比べると、やや細目に感じてしまう
が、純白でビッとエッジの出た艶やかな麺線。
食べてみると、見た感じの優しそうな麺とは違って、
かなりギュっと引締まったがっしり系の麺。
そして、麺の軽い縮れ・捻れが口の中でピョンピョンと
踊る様な感じ。うまぁぁー!!ええな。やっぱええなぁ。
ダシもイリコが効き過ぎず、ほんわりと香ばしい。

近年、関西の讃岐うどん店のクオリティーも高水準にな
ってますが、やっぱり、こういう素朴な味わいのお店
は、なかなか少ない。
宮武系のうどんも、関西・大阪で食べれる様になったら
嬉しいんやけどなぁ。



7軒目
日の出製麺所 (坂出市)

松岡の後、うどん会館を経由しうどんのお土産を買い
に急遽、坂出の日の出製麺所へ行く事に。
日の出製麺所の営業時間は11:30〜12:30まで。 お店の前に着いたのは、ギリギリセーフの12:25分到着〜。

この時間になると流石に行列は捌ききった様子。
時折、我々と同様に駆け込みでやってくるお客さんが
いる具合。これ幸いと言わんばかりに、皆がお土産を
吟味している間にうどんを食べる事にしてみた。
『冷たいの小(100円)』を注文。
しばらく待って、うどん登場。

お・・おおぉ!?
麺がとぐろ巻いてる!!去年の3月に来た時は、普通
の盛り方やったのに、この感じ、釜たけ等の影響か?

ぶっかけ用のダシを、ささっとかけて・・・。
一気にズズズズーッと!!

「さすが」と言うべき麺やなぁ。活き活きとしたビッシビシ
でウニョ〜ン!しなやかでいて柔らかな舌触り、グッと
力強く伸びる様な弾力あるコシ。そして、つるりとした
喉越し。
今日の中では、一番イキイキしている感じの麺。
これで100円やもんなぁ〜。安いよなぁ〜。

やっぱり、「大にしとったら良かったなぁ」(←決めセリフ)
と思いながら、お土産を購入しお店を後にした。


  07年09月16日
ちょいと用事で、地元香川に日帰り〜。



1軒目
てら屋 (高松市国分寺町)

久しぶりに実家に帰ったついでに、昼食がてらちょろっ
と立ち寄ってみまた、国分寺町で人気のセルフ店。
檀紙町にも支店(?)があるが、一応、こっちの方が先に
あったと思うし、本店みたいな位置づけなのかな?

この日は生憎の雨。それでも、駐車場はほぼ一杯。
店内も殆どの席が埋まっている程お客さんで賑わって
おり、うどんを注文するカウンター前には、店の外に
はみ出さんばかりにお客さんが列を作っていた。
こんな状態やから、茹でたて間違いなしやろー。

私も列に並び、今日はハシゴの予定は無いので、
『ひやかけ(大=3玉)』を注文し、トッピングにはゲソ天。

早速、席へ運び、ズバ〜っと一口。
ダシも麺もキンキンに冷やされていないところが、ええ
よね。その方が、舌にしっくり味が良くわかる。
麺は、茹でたてでプリッっとしており、硬い系のコシなが
らも、そこまで硬すぎず良い感じ。この辺りが地元で
老若男女問わず受け入れられる要因なんやろう。
ダシもイリコが使われており、久しぶりにイリコ系の
ダシ食べる私にとっては、懐かしい味わいで美味い。



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