大阪食べ歩日記 No.12
07年4月28日、5月2日



  07年4月28日
極さぬ全店制覇!!関西讃岐うどん巡礼も順調に進み、
前編も後半に(←なんかややこしいな)突入です!


1軒目 (極さぬ巡礼15軒目)
皐月庵(大阪市中央区)

うどんの茹であがりを待つ間、大将としばらく話を
していた。
大将「最近、冷たいうどんの美味しい店ない?
踊る(守口市の踊るうどん)みたいな。」
大将がどういう店を知りたいかは解るが、国産
小麦を使って"踊る"レベルの店はそんなに数無い
だろうなぁ。
と思っていると、大将の口から1件の店名が出てきた。
あー。そういえばここは国産小麦使ってるなー。
(↑食べ歩日記、大阪食べ歩日記No.7 参照)

さて、カレーぶっかけが出てきた。
カレーぶっかけは、水で絞めたうどんに熱々の
カレーがドバ〜ッとかかている。これなら熱さが
幾分中和されるので食べやすくて気に入っている。

皐月庵のうどんは細身で、固いという感じはまったく
無い。かと言って、コシの無いうどんでも無い。
伸びる様な弾力でモチモチ感のあるしなやかな麺だ。
細い故に、若干の捻れや縮れがある様に見えるが、
だからこそカレーやダシ・醤油との絡みが良い。


2軒目 (極さぬ巡礼16軒目)
春菜 (大阪市中央区)

あっ、また同じの注文してしもた。ここに来るのは
3回目だが、3回とも『旬菜海鮮かき揚げ冷ぶっかけ』
を食べてしまってる。

ここのかき揚げは揚げたてで美味しい。
かき揚げは別皿で出てきて、さらに小皿に塩が
付いてくる。

うどんに乗せダシに漬けて食べても良し、塩で
うどんとは別に食べても良しと、食べ方を自由に
出来るのは、私にとって加点材料になっている。
店側からすると、ちょっとした手間だろうが、
こういうちょっとした配慮が嬉しい。

うどんは門真の名店『三ツ島更科』出身とあって、
しっかりとしたコシとモチモチ感が共存する麺だ。
麺はしっかりとしているが、繊細で優しい口当たり
を感じられる。


3軒目 (極さぬ巡礼17軒目)
志のん (大阪市阿倍野区)

さて、先の「大阪食べ歩日記No.11」に出てきた
『かどっこ』と兄弟弟子にあたる、丸亀の土器側近く
にある凡蔵出身のお店である。

丁度お昼時の12時半頃にお店に到着すると、
お客さんが店の前に並んでる。これまで志のんに
行く時はお昼時を外して行っていたのもあってか、
外にお客さんが並んでいる状況を始めて見た気が
する。

店に入り、久しぶりに志のんのかけダシを飲みたく
なったが、『かどっこ』と同じ様にぶっかけうどんを
注文。
こちらは丸々1本のちくわ天が乗って出てくる。
これがまた、香ばしくて美味しい。

やはり、かどっこと比べると麺は軽く感じる。その分、
歯切れの良い食感で、麺の独特の風味を感じることが
できる。
ペロッと2、3杯は食べれそうなうどんだ。


4軒目 (極さぬ巡礼18軒目)
ざ・U-don 関西国際空港店(大阪府泉南郡)

初めて来たぞ関空、やっぱでけーなー。しかし、
わざわざ関空にうどんを食べるだけの為に来る
事になるとは思わなんだ。

お昼は完全に過ぎてはいるが、お客さんで一杯。
中2日の平日はあるもののGWの初日、これから
出かける・大阪にやって来たという人が一杯なん
だろう。

カウンターでトレイを取り、ざるうどん(並)を注文。
カウンター越しに見ていると、厨房で店員さんが
麺をテボに入れ、バシャバシャと箸でぐるぐるかき
混ぜる様に麺をほぐし再び締めているが・・・、
その麺のほぐし方はは激し過ぎませんか・・?

麺とダシを貰いちくわの磯辺上げを取って、お会計に。
うーん・・・さすが空港料金という気分もする。

席に座り、一気に食べる。
うどんを受け取る直前に冷水によくさらされている
ので、麺はよく締まっている。
が、やはり麺が途中で切れ細かくなっているのが
多い。

まぁ、しばらく海外に出ていた人が、日本に帰って
来た時に、空港で手軽に食べる久しぶりの日本食と
いうのには良いのかもしれません。


  07年5月2日
極さぬ全店制覇!!関西讃岐うどん巡礼前編の後半戦も、大阪市内は
周辺から攻めたので、後は梅田付近を残すのみ!


1軒目 (極さぬ巡礼19軒目)
はがくれ(大阪市北区)

梅田の大御所はがくれです。
はがくれと言えば、生しょうゆうどんで有名ですが、
今日は違うものを。
そう思い、ぶっかけうどんを注文してみた。

生卵の黄身、山菜、かまぼこ等沢山の具がうどん
に乗っており、真ん中の生卵の黄身が良い艶だ。
うどんはもちろん茹でたてで、ピチピチしている。
玉子とワサビを解いて、真ん中から卵と麺を絡め
つつうどんを引きあげて、一気にすすり込む。

麺と甘目のダシが合っていて、玉子がまろやかで
甘く感じる。

私はぶっかけうどん等に生たまごの組み合わせは
あまり好きではなかった、というより、元々うどんの
上にいろいろ乗っているのがあまり好きではない。
比較的シンプルなうどんが好きだ。言ってしまえば、
薬味の葱すら別にいらないと思う。
が、ここのは卵は麺の相性も良く、黄身だけを使用
しているので白身の塊の食感無く、麺と良く絡み
美味しい。


2軒目 (極さぬ巡礼20軒目)
うどん棒 大阪支店 (大阪市北区)

はがくれを出て左、突き当たりを右に。歩くこと
約1分、同じフロア内にうどん棒の大阪支店がある。
近くに"はがくれ"がある為、若干影が薄くになり
がちな印象を持つ人もいるのではないかと思うが、
そんな事は無い。あるとすれば、食べる人の好み
であり、うどん棒のうどんも美味い。

さてさて、先ほどはぶっかけうどんだったので、
ここでは天ぷらを食べたい気分。
って事で、ひや天うどんを注文。

天ぷらは、海老、大葉、さつま芋、かぼちゃが
ドンと乗っており、豪華な見た目だ。衣が揚げたて
のサクサクで美味しい。

麺は先の『はがくれ』のしっかりしたコシを楽しむ
麺とはうって変わり、香川のうどん棒と同じく、
しなやかで伸びる喉越しを楽しめる麺だ。

お腹に余力のある人は、2軒をハシゴして違った
麺を味わってみてはいかがでしょうか?


3軒目 (極さぬ巡礼21軒目)
饂飩の四國 (大阪市北区)

大阪市にある大型のお店、それもチェーン店で
「ひやひや (麺・ダシ共に冷たい)」
「ひやあつ (麺が冷たく、ダシは温かい)」
「あつあつ (麺・ダシ共に温かい)」
というメニューが、一年通してあるのはここぐらい
ではなかろうか?
特にこれからの暑い季節に「ひやひや」があるのは
嬉しい。
私は迷わず"ひやひや"を注文。

丁度お昼時というのもあり、次々とうどんが茹でられ
ていた様でほんの数分でうどんが出てきた。

まずダシを一口。
ダシよく冷やされていて、エグ味等は無くイリコが
香ばしい。病み付きになりそうなダシだ。
こういった、イリコの主張のあるかけダシは関西では
あまりお目にかかれないので、重宝する。
麺はビシっと角の立った正方形の麺で、かなり
がっしりしたコシがあり、人によっては固いと
感じるかもしれない。


4軒目 (極さぬ巡礼22軒目)
情熱うどん 讃州 (大阪市北区)

TV出演や雑誌等の掲載もあり、ここんとこ時間帯に
より行列が続いてる讃州。12時50分頃に店に着いた
が、まだ行列があり、さらに並んでる間にも私の
後ろに人が並ぶ。

少し待ってカウンターに座り、「かきあげおろし
うどん」の1玉を注文した。
フと横の方を見るとカウンターの端の席に雀さんが!
「男なら2玉いかな。」
もうお腹一杯です。

うどんがを見ると、かき揚げがデカい。
そして、うどんとかき揚げの間には1枚のレタスが
サンドされる様にしかれている。
天ぷらのサクサク感が損なわれない様にとの配慮か?

麺は標準的な太さだが、ややばらつきがあった。
ずっしりと重さを感じるしっかりとコシのある麺だ。

にしても、讃州のうどんって前からこんなんだった
かなーと思ってしまった。食感こそは変わらないが、
前はもっと麺が細く均一だった様に思ったが。
しかし、言うなれば、麺に力強さみたいなのが
現れている様な気がする。


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