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1軒目 (極さぬ巡礼52軒目)
伊賀(奈良県生駒市)
地下鉄中央線(近鉄)を通って、荒本より奈良方面に
行くのは2回目ぐらいだ。
近鉄の生駒駅を出て、生駒ケーブルの鳥居前駅へ
向かう連絡通路(ビル)の中であっさりと発見。
駅から近くていいなぁ。
まだ、開店まで少し時間があったので、店の前で
少しメニューを見ると、定食メニューが豊富。私に
とって、ここが朝食の予定なので、定食にしようか迷っ
たが、後も控えているので単品メニューにする事に
した。
開店後、店に入り小海老天かきあげぶっかけを注文。
うどんが出てきて見ると、かき揚げに目がいく。
へー。かき揚げ具材の種類が豊富。カラッと柔らかく
揚がっていて、小海老の他には玉葱、かぼちゃ、
さつまいも、インゲン豆、ぶなしめじ、マイタケ、
パプリカが入っている。
特にパプリカってのは、他に見たこともないし面白い。
麺は、にゅるにゅると伸びる様なムニムニとした麺だ。
食べて見ると、そしてとても水々しく感じて美味い。
(麺を冷やした際の水が切れてないって意味ではない)
そして、ダシはサラッとしていて、とてもあっさりと
麺に絡むぶっかけダシでした。
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2軒目 (極さぬ巡礼53軒目)
喜楽庵 (奈良県奈良市)
ちょっと周囲の店とも雰囲気が異なる。
なんか格式高そうな雰囲気、入口がちょっと奥まった
所にある辺りが、なんとも言えない雰囲気である。
店に入っても、うどん屋と言うより、料亭の様な感じが
するが、店の入り口を入った直ぐ左側に麺打ち台と
麺切り機があるので、やっぱりうどん屋だ。
そういう意味で、料亭とも明らかに違うのはカウンター
席の目の前に木下製粉『讃岐すずらん』の袋と
『礼文島船泊産昆布』の箱が張られている。
ただの飾りでは無く、食材として使ってる物を公開して
いるのだろう。
私は、スタンダードなぶっかけうどんを注文。
10数分して麺が茹であがり、うどんが出てきた。
ナンジャコリャー!!
器は小さ目だが、驚くべきはその盛りっぷり。
細切りの人参やきゅうり、わかめ、コーン、紅生姜等が
敷き詰められていて、その上に鰹節がドバーっと。
これはこれで凄いが、こんなに色々な具が乗ってる
ぶっかけうどんは初めてかも。
ちょっと多過ぎかとも思えてしまう・・・。
具をかき分けて、まず麺を食べてみると、大阪系では
なく、讃岐に近いしっかりとしたコシのある麺だ。
うどんを食べ終わり、ダシを一口飲んでみると、これが
美味い!口当たりがまろやかで、とても深い味わいだ。
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3軒目 (極さぬ巡礼54軒目)
初次郎 (奈良県奈良市)
近鉄奈良駅からバスに乗り、大安寺のバス停で降り
る。そこからだと歩いて5〜6分の所にお店がある。
所々、電柱に『初次郎』の看板が出てはいるが、大き
な通りからは少し離れているので、、なかなか偶然に
見つけるのは難しそうだ・・・。
店に入ると、カウンターが7〜8席程あり、テーブルが
2つある。スキンヘッドの大将が、1人で厨房を
仕切っていた。
私はカウンター席の端に座り、冷天おろしうどんを
注文。普通(?)に「ひやてん」と読んでしまったが、
ここでは「れいてん」と言う様だ。
うどんが出てくると、もちろん麺は湯がきたて。
海老天が2匹の存在感は大きく、大将の雰囲気通りに
豪快だ。こちらも豪快にうどんを啜り込む。
麺は少しムニっとした食感があり、麺のコシは強す
ぎず、見た目よりは軽目のコシだ。
今日3杯目のうどんだが、一気に食べれてしまう。
海老天は、ガジガジっとしたしっかりした衣がたまり
ません。多少ダシに漬かっていても、衣がふやけない
ので、最後までガジっとした食感を楽しめました。
私がうどんを食べていると、大将と常連さんらしい人
とが話していたが、帰り際に私にも話しかけてくれ、 本にも書かれている様に見た目の雰囲気とは違って
気さくな大将でした。
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