大阪食べ歩日記 No.17
08年1月19日、08年1月13日、08年1月12日、07年12月25日、07年12月15日



  08年1月19日
しかし、2008年1月末に閉店するという話を聞いて事態は急変。
早速、行ってきました!!



1軒目
森の石松 (大阪府吹田市)

行ってみたい店だったが、関大・北千里方面に行く
機会がほとんど無かったので、後回しになっていたが、
2008年1月末に閉店すると話を聞いて事態は急変。
「1回は行っとかな!」と早速行ってきました。

阪急関大前で下車する。関大の学生さんらしき人の
波に合わせて、駅から数十m進むと早速発見。
この地で長い間営んできた時間を感じる店構えだ。
店に入ると、大将と女将さんが他のお客さんと昔話を
していた。こんな風に多くの人に慕われるお店だったの
だろう。

入り口近くの席に座り、ぶっかけうどん(400円)を注文。
直ぐに出てきたので、早速食べてみる。
ズズーッ!!麺は、茹で置きではあったが、そんなに
時間は経っていないようだ。この麺の味わいは香川の
麺に近い。多少時間が経っていても麺は十分しっかり
している。美味いわー。
ダシは柔らかい味わいで、生卵と合わさり絶妙なバラ
ンスとなっている。そして、薬味としてふりかけられて
いるゴマが香ばしさを引き立てている。

食べ終えた所で、どうも食欲のスイッチが入った様で、
名物の『関大うどん(4玉入りで600円)』にしとけば
よかったかなー。今なら4杯いけたかも。と、少し後悔。
帰りに大将と女将さんと少しお話しすることができた
が、こういうお店がなくなるってのは、寂しく感じます。


  08年1月13日
日曜の朝、なぜか早い時間に目が覚めたので、ちょっと遠くまで食べに行く事にした。
行きたい候補の店のリストから2、3ピックアップしてみて、出発!



1軒目
讃岐屋 雅次郎 (大阪府八尾市)

近鉄で久宝寺口まで行き、そこから少し歩く。
お店に着いたのが11時。「よし。予定通り!」と思って
いたら、店の前の張り紙には『営業時間11:30〜』に
なっている。
あれー!?11時からやと思っとったのに。
まぁ、しゃーない。店前のベンチに座り、開店を待つ。
今日は、寒い・・・。

11:30の開店時間となり、店に入って『唐揚げ天ぶっか
け(700円)』を注文。大盛も出来る様だが、後も控えて
いるので無茶はしない。

6分程待っているとうどんが出てきた。
ダシは別の器に入って出てきた。これ、麺にかけずに、
ざるうどん風に漬けて食べてもいいんかなと思いつつ、
まず、ダシはかけずに麺だけを食べてみる。
ん!!これは凄えー。
麺は鋭く角ばっており、純白に近い。口に入れた時に、
平らな部分が吸い付く様に舌に乗る。
しかも、きっちり冷水で締められており、やや固く
感じるぐらいの強いコシ。こら美味いわ。
ダシもしっかり効いていて、バランス良く美味い。
唐揚げも、アツアツのカリカリで、中はジューシー!
1つ1つは小さ目・一口サイズなので、食べやすい。
これはレベル高いなー。



2軒目
麺維新 権八 (大阪府八尾市)

また歩いて、今度は近鉄八尾駅側の権八へ向かう。
そんなに遠くもないので、腹ごなしには丁度良い。

店に着き、店前に掲示された営業時間を見て思う。
「しもた!こっちが11時開店やんか!行く順番間違え
とるやん。」まぁ、過ぎた事は仕方ないので、店に入る。
店内には、カウンター席とテーブル席があり、店内は
なかなか広々としている。そして、柔らかい照明で、
とても落ち着いた雰囲気になっている。
なのに、日曜のお昼時で先客は2人。あら・・?

席に座りメニューを眺める。「さーて、何食べようか
な」。温系・冷系・カレー系とメニューが豊富で、
『ちくちく玉天ぶっかけ(780円)』とか気になるのもある。
また、品名下のコメントが、なかなか面白い。
迷いつつも、『親子ぶっかけ(780円)』を注文。
さっき唐揚げを食べたのに、ここでもとり天か。

うどんが出てきたので、まずは麺だけを食べてみる。
おぉ!?この麺、モチモチ感は釜たけ系?
次はダシを飲んでみる。ここで確信。
権八は、釜たけ系と言うより釜たけうどんと同じだ!

麺は、釜たけよりも若干細身。と言っても十分な太さ。
箸で引っ張るとニューっと伸びる。コシは強過ぎず、
モチモチ度合いは釜たけよりは少し優しい気がする。
とり天はとても柔らかく、卵天の半熟具合もバッチリ。

入口付近のレジ後ろには、釜たけうどんの大将と権八
の大将とのツーショット写真が飾られている。
やっぱりか。


  08年1月12日
風邪をひいて少ししんどいので、あまり歩きまわらず梅田の
大阪駅前ビルをフラフラしてみました。



1軒目
京極讃岐藩 (大阪北区)

ここは香川の有名製麺所から麺を仕入れているうどん
屋さんだ。しかも激戦区中の激戦区である大阪駅前
第3ビルに2007年7月にオープンしました。
店に入ってトレイを取って、天ぷら取って、うどんを
注文、お金払ってうどんを受け取る。一般的なセルフ
スタイルのお店だ。

トッピングの中で見つけたのが、とり天。これで50円
ってのは、なかなかお得感がある。さて、うどん
何を食べようかなー・・・。
「ぶっかけ小の冷たいの。それと、かけ小。
かけは麺は温めずに下さい。」
"ひやあつ"通じるかな???
店員さん「はい。」おっ!通じた様だ。
かけうどんは見事、ひやあつで出てきた。
うどん1玉の量は、そんなに多くはない。香川サイズ
ぐらいの量。男の人なら、"大"や2種類のうどんぐらい
はペロッっと食べれてしまうだろう。

まずは、かけから食べてみる。
麺はタイミングが悪かったのか、茹で上げてから幾分
時間は経過してる様に感じた。しかし、このかかけ
ダシ。イリコだし!ちょっと塩辛目やけど香ばしい。
次はぶっかけ。ダシの色が薄いが、かけダシとは違う。
どちらのダシも塩で辛さを調整している様だ。



2軒目
めん次郎 (大阪北区)

先の大阪駅前第3ビルから隣の大阪駅前第4ビルへ
とことこ歩き、次の目的のお店を探す。
あったあった。そうだゲーセンの向い側だ。
えーっと、ここには大学4年の時に来てるので、5年ぶり
ぐらいか。カウンターの奥の席に座って、ぶっかけ
うどんを食べたのを覚えている。

今日は入り口入って左側の席に座り「天ざるうどん」を
注文。天ぷらには蛯名、玉ネギ、ノリ、さつまいも。
ちょっと寂しい感じもするが、注目すべきはさつまいも。
厚さ1mmぐらいで、薄い!!
しかしながら、これはこれでパリッとして美味いぞ。

うどんの量は、なかなか多い。いやっ、さっきが少な目
だっただけに、こっちは大阪では普通ぐらいだ。
大将がうどの量を測る(1玉を取る)時、お椀に少し山に
なるぐらいの量を取っていた。ここれから、1玉の
だいたいのg数は推測できそうだ。
つけダシは、容器の上にうずら卵・ネギ・生姜、それと、
大根おろし。こういったつけダシに大根おろしが付いて
くるのは珍しい気がする。
麺は、結構しっかり。若干モチモチ。麺の捻じれ・縮れ
が口の中で面白い感じを与えてくれる。



3軒目
四国屋 (大阪北区)

さて、第4ビルから今度は2つ隣の大阪駅前大2ビルへ
移動する。大阪食べ歩日記No.8に書いた「にしき」の
近くにあるお店。
そう言えば、No9で行った「四國屋」って同じ名前の
お店があるなぁーなんて思い出してみた。

こっちの「四国屋」は、店内はカウンター席のみの
お店で、幾人ものお客さんが座って食べていた。
私も座り、ひやぶっかけを注文した。

やはり激戦区に構えるお店だ。注文してから1分程で
うどんが出てきた。ビジネスマンの多いこの場所では、
やはり素早さも大事なポイントだろう。

「あれっ??」
この麺の見えない乗りっぷり。葱、鰹節、海苔、金糸
玉子、カマボコ、生卵・・。この組み合わせは、
あっちの「四國屋」と同じ具ではないか!
もしかして、一緒か?

上に乗ってる具を少しよけて、写真撮って。よし。
(←照明の具合で随分黄色く写ってます) いただきます!。ずずーーっ!
コシの強い麺では無いが、モチモチ感は少ない歯切れ
の良い麺だ。生卵と絡めて食べると柔らかくほんわり
した味わいとなる。


  07年12月25日
今日はクリスマスです。仕事の合間、今日ぐらいちょっと贅沢してみてもよかろう。



1軒目
紅葉庵 (大阪府吹田市)

今日のお昼は江坂の紅葉庵へ行ってきました。
ここは、ジャンル別けしたら讃岐ではなく、"大阪
うどん"になるのかな。

店に入ったのはお昼をとっくに過ぎた13時過ぎ。
紅葉庵は、毎朝手練り手切りで注文後に麺を茹でる
スタンスのお店なので、この時間でもハズレを引く
心配は無い。
店内は全部座敷席で、店に入った所で靴を脱ぐ。

紅葉庵が"大阪うどん"に入るというのは、大将が
道頓堀の今井で修行されているというところによる。
それ故に「かけ系を注文した方が良かったかな?」と
後で少し思ったが、既に、鴨ざる(大盛)を注文した後
だった。

しばらく待って、うどんが運ばれて来た。
つけダシの器、大きいな。
麺には若干の細い太いがあるが、綺麗だ。

まずは、麺だけで食べてみる。
かすかに塩気が残っていたが、十分なコシ。
口に入れた時には、剛麺系かなと思う口当たりと感
じたが、軽いモチモチ感と歯切れの良いコシが共存し
ていた。
鴨ダシはとても香ばしく美味い。
ダシにクドさは無く、口の中で味香が広がり後に引く
感じがたまりません。


  07年12月15日
今日は、東淀川区の私が以前住んでいた付近で用事があったので、
ついでに行ってきました。どちらも久しぶりの訪問となるお店ですが、
今回は、開店時間を狙って行ってみました。



1軒目
五つ庵 (大阪東淀川区)

以前私の住んでいた場所の近くにあるうどん屋さん。
なので、何度か食べた事はあるのだが、今回は初めて
開店直後を狙って行ってみた。
お店自体は、内環状線(国道479)からちょっと入った
ところにあるのであまり目立った立地とは言えないが、
夜になると写真の様にネオン看板が内環からも見える
ので、結構目立ちます。

店内に入ると、丁度、麺が茹で上がった様で、大将が
タモで麺を釜から引き上げていた。
よしよし、これを狙っていたんだ。

カウンター席に座り、天ざるうどんを注文。
麺は茹であがっているので、天ぷらの揚げ時間待って
うどんが出てきた。まずは、麺だけ食べてみる。

うむ。やや芯の残った固コシ系の麺。
メニューの殆どが温かい麺のメニューなので、麺を温
めて食べる事を想定して為、この茹で揚げなのだろう。
ダシは比較的無難なみりんが勝った感じの味。
固コシの麺は噛み応えがあり、表面滑らかで喉越しも良い。

今回、開店直後に入れたのは収穫有りでした。
この麺でひやあつで食べれれば、良い感じやろうなー。



2軒目
めん亭 (大阪東淀川区)

こちらの店も、今まで中途半端な時間にしか来た事が
なく、開店直後は初めてだ。

厨房奥に製麺機がある様で、私が店に入った時には、
大将は奥で麺を伸ばし切っていた。
茹でたてを食べれるのはほぼ確定か?

カウンターに座りその様子を見ながら、大きな青い
ザルの中に白い塊が見えた。「あっ・・茹で置き?」
これはヤバいのか?と一瞬頭をよぎったが、切りたて
の麺を茹で始めた時には、大将がそれを破棄。
ホッ。

そして、私はざるうどんを注文。
(プラス150円で細麺も可能)
麺を茹でてる時、釜の蓋をしたまま茹でている。
「なんで?」そんな事を思っていると麺が茹であがり、
ざるうどんが出てきた。

麺は、若干黄色味がかっており、固いとは思わなかっ
たが、結構しっかりしている。
ネジレがあったり、若干の太い・細い部分があったり、
そういった部分が、食べた時の食感の面白さを作って
いる。
ダシはトゲトゲしさはなく、口に含んだ時にダシの効い
た柔らかい口当たりが印象的でした。


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