08年3月23日
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久しぶりに神戸にやってきました。そして、最近はうどん屋単発が続いていましたが、今回は久しぶりにハシゴしてます。
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1軒目
さぬきうどん専門店 讃也 (神戸市中央区)
2008年2月15日、神戸元町商店街にオープンしたば
かりの新進気鋭『讃也』さん。
店構えの良い雰囲気に足を止め、看板を眺める人も
多々見受けられ、16時ちょっと前という中途半端な
時間帯にもかかわらず、数名のお客さんが入ってい
た。私が店に入った後もポツポツとお客さんが入って
きている。
メニューを見ると、スタンダードなところから"ちく玉"等
の流行りメニューをきっちり抑えられており、特筆すべ きポイントとしては、醤油うどん等用に「ヤマロクの菊 醤」と「小豆島桶仕込み」の2種類が用意されている。
しかしながら、最近どうも鶏天にひかれてしまう私は 『鶏天おろしぶっかけ・冷(780円)』を注文。
メニューに書かれている様に、茹で立て提供を基本と
しているお店なので、必然的にうどんが出てくるまで
待ち時間が発生する。望むところだ!
そして、十数分待ったところでうどんの登場。
カラッと揚がった鶏天が美味そうだ。
麺のエッジは多少削れ丸みを帯びており、少し黄味
がかっている様に見える。
ズズーっと食べてるみると、しっかり熟成された感じの ムニムニとした良いコシがあって美味いねー。新店なら ではの勢いみたいなのを感じます。
鶏天も、外はザクザクで内はジューシー!。あっさり目のダシも、麺・鶏天の双方と良く合って美味い。
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2軒目
讃岐セルフうどん にこべ〜 (神戸市兵庫区)
讃也からトコトコ歩いて、次なるお店はセルフのお店。 黄色い看板が、裏手のマクドより良く目立っています。
お店の造りは、香川のセルフうどん店の様な雰囲気だ。
入口付近でトレイを取って、カウンターへ進む。ここも 先に天婦羅やおにぎり等のトッピングを選んだ後で、
うどんを注文し、最後にお会計という流れの様だ。
私にしては珍しく天麩羅コーナーをスルーし、『冷や玉 うどん(399円)』を注文。サイズは中と大があり、中が 通常の量との事。冷や玉うどんは、釜玉の冷たい版の
様だ。少しだけ天カスをかけて、席に運び食す。
ズズーっと一口。
むー・・・。卵とダシがからみ、絶妙な甘辛さになって
いるが、案の定、完全にコシの抜けた麺だ。
しかしながら、麺の形状をみるとビシっと正方形に近い
形の麺で、「香川に近い感じの麺かなー」という感じを 受ける。
湯で置き麺は残念ではあったが、16時45分という非常
に中途半端な時間帯。こういう時間帯に、茹で立て麺
を食べられる方が珍しい。お店のスタイル・価格等を
考えると、この場合はこんな時間帯に行った私も悪いと 考えている。
なかなかこっちの方まで来る機会は少ないので、次は
何時になるかわからんが、ちゃんとした時間帯にリベン
ジしたい1軒です。
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3軒目
さぬきうどん 冨家 (神戸市兵庫区)
さらに兵庫駅まで歩き、近くにある冨家へ。
店に着いたのは、夜営業の始まる17時からちょっと
過ぎた時間であったが・・・。しかし、まだ店内や表に 電気が点いていなかった。暫く店の前で待っていると
大将がお店を空けてくれた。
店内は、暗めの落ち着いた雰囲気だ。それに外から
見た以上に広く、客席の感覚もゆったりしている。
私は、新メニューの『あなごぶっかけ・冷(740円)』を
注文。あなご天のぶっかけうどんもあるが、天婦羅では
なく、穴子の煮詰めたのが乗ってくるというのも珍しい と思い、今回はこちらにしてみた。
麺の茹で時間を待ち、うどんが出てくる。見事に穴子の 煮付け1匹がでろ〜んと乗っていた。
少し細目の綺麗な麺線、やや透き通るようで艶々して
いる。まず、ダシをかけずに1筋食べてみると、とても
しなやかな麺で口の中に吸いついてくる様な感じが
するが、しなやかさとは裏腹にグミグミと力強いコシだ。 そして、かすかに小麦の風味を感じる事が出来る。
穴子天は、甘辛く煮詰められており、非常に柔らかく
ふんわりした食感になっている。そして、上に乗せられ たワサビがピリッっと良いアクセントになっている。
麺と一緒に食べても、お互いの持ち味を相殺しない。
うーん、ここもうらやましい程にレベル高いなぁ〜。
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