大阪食べ歩日記 No.20
08年05月26日、08年05月21日、08年05月19日、08年05月16日、08年05月13日、08年05月07日、08年05月05日、08年04月30日



  08年05月26日
大通りから、普段通らない1・2本裏の通りを歩いてみると、何かしら新しい発見がある。
私にとって“新しい発見”とは、『初めて見るうどん屋』や良さそうな飲食店だったりする。



1軒目
梅衛門 (大阪府中央区)

そんな普段と通らない道を歩いていた時に、ふと目に
入った『手打ちうどん』の看板。
「おっ!」っと思いながら店の様子を伺うも、店頭から
ではどんな店なのか判断材料は少なく、とりあえず
入ってみる事にした。

店内は、ある程度年期入ってる雰囲気。1階は4人テー
ブル席が4つあり、2階もある。

ここは無難に『ざるうどん(520円)』を注文。
注文から暫くしてキッチンタイマーの音と、バシャバシャ
と水で麺を洗う様な音が聞こえてきた。
湯で置きも覚悟していただけに、これは嬉しい誤算!?
そして、うどんが運ばれてきた。

ザルに盛られた麺は白とクリーム色の中間ぐらいで、
それよりも、茹でたてと思われる艶々なのが良い。
ほんのりと透明感があり、2〜3mmのやや細目ながら
軽くエッジが立っている。
おもむろに麺を一筋食べてみる。
麺の味は淡白な感じだが、ムニッとグミッと良い感じの
コシがある。箸で麺を引っ張ってみると、さほど伸びる
麺ではなかったが、グッと伸び切れるとバネが縮む様
に勢い良く跳ね返ってくる。
ダシは甘味・辛味のバランスの良いタイプ。
ダシと麺の絡みも良く、つるんと口に滑りこんでくる舌
触りもいいね!


  08年05月21日
松屋町筋と本町通りの交差点付近で4月14日にオープンしたばかりの"つけ麺=ざる"のお店です。



1軒目
つけ鴨めん 鴨屋 (大阪府中央区)

ダイアパレスビル本町ビル1階の飲食店が並ぶ通路
にある、店内カウンター席約10席程度のこじんまり
したお店だ。
メニューは"つけ鴨めん"のうどん(温・冷)かそばかを
選んで「小(1玉)・並(2玉)・大(3玉)」と、後はオプション系だけというシンプルさ。

私は、迷うこと無く"うどんの冷たい"を前提に『つけ鴨
うどん並・冷(700円)』を注文。
5分程して、ダシとうどんがでてきた。

麺は、現在は自家製麺では無い様子だが、4mm角 程の太さで、なかなか噛み応えのあるタイプの麺。

さて、注目のダシは・・。
ダシの中には鴨肉・ネギ・にぼしとレモンスライス。
鴨の旨味が十分にダシに出ており、コクがあって美味
い!それでいて、レモンの酸味がダシをこってりさせ
過ぎず良い感じに効いている。

食べていると、大将がダシを割って頂く様の小さな徳利
を持ってきた。"しょうが湯"とのこと。
食べ終わり、さっそく残ったダシをしょうが湯で割って
飲んでみると、直に飲むには辛過ぎるダシが一変。
コクが柔らかくなって、スッキリしてるのにコクがある。
「こっさり!」というところか。
お店側としてはひと手間だろうが、美味いダシを最後
まで味わえる、こういうところが嬉しいね。


  08年05月19日
堺筋沿いにある、セルフのお店です。実は、これで4度目の訪問。



1軒目
うどん王 北浜店 (大阪府中央区)

今までに何度か食べているお店なのだが、カメラを
持っていなかったりと、まともな写真が撮れてなかった
ので、載せるのが後回しになっていた北浜にあるセル
フのうどん店。
展開しているのは(株)ダイニング・クエストで、梅田・
難波にあるレトロ風な駄菓子屋と同じ母体のうどん店。

店内は、入口入って左手のカウンターで天ぷら等の
オプションを取って、カウンターの流れに沿ってレジ前
でうどんを注文・受け取ってお会計というシステムだ。
オプションには丼物もあって、ガッツリ食べたい時にも
利用できる。

私は、オプションに『ちくわ天(100円)』をとって、
『かけうどん(320円)』を注文。
うどんを注文する際に「麺温めずに」と言ってみたとこ
ろ、"ひやあつ"で対応してくれた。雰囲気的に、その様
な注文が時々ある様な印象を受けた。

奥の飲食スペースに運び、いただきま〜す。
ずずz〜。
うどんと一緒に口に入るダシから、節系の香ばしさが
口に広がって美味い。
もっちりと丁度良い具合のコシがある麺。冷たい麺だ
と、かなりガッシリした感じを受ける麺になる。

はな●等の大手セルフ店と比較すれば、オプション系
等はちょっと割高感じてしまうが、ビジネス街において、
この手軽さ・スピーディーさは大切な所でしょう。


  08年05月16日
1回目の訪問(5月5日)時は営業時間前。2回目(5月12日)は臨時休業。3度目の訪問で、初めてお店に入れました!



1軒目
うどん屋 きすけ (大阪府北区)

中津と言えば、今や超人気店となっている『讃州』と
『たけうちうどん』がある豊崎。その隣、鶴野町に
5月2日にオープンしたばかりの『うどん屋 きすけ』。
ますます中津界隈が熱くなりそうです。

店内は、カウンター6席、テーブル20席(4人がけ*4、
2人がけ*2)の計26席。と結構広い印象を受ける。

メニューは・・・、あら?半熟たまご天はあるけど、
"ちく玉天"メニューはないんやね〜。
大将は『釜ひろ』にいたと聞いていたから、あるかなと
思ってたんやけど。とりあえず、イチオシメニューと思わ
れる『鯛ちくわ天と温泉たまごのぶっかけ(780円)』を
注文。途中で噛みそうになった。

15分程してうどんが登場〜。自分の前にうどんが置か
れると、ふわーっと鯛ちく天の香ばしい香りが広がる。
パクっと鯛ちく天を一口。衣サクッと中フンワリ、それで
いて、ちくわの生地に甘味がある。これ、うまい!!

麺は麺線荒れてもないし、エッジもスッっと出てるし、
美味そう。さて、喰らってみようか。
ずず〜〜!!うまー!!
門真市の某うどん屋の大将が「ハンパやない位ビシ
ビシ!ウニョ〜ン!グミグミ!」と言っていたのがよく
解る。伸びるタイプの麺やのに、グミグミ食感だけじゃない。グッっとした力強さを内に秘めている。

レジ後ろに小麦粉の袋積み上げてたが、昭和産業の
『北海道100』でこんな麺になるんかー。

最近の新店はレベル高いなぁ〜。


  08年05月13日
今日のお昼は、ここ数年勢力を伸ばしている、セルフ讃岐うどんのチェーン店です。



1軒目
丸亀製麺 コーナン中もず店 (大阪府堺市)

コーナン中もず店のフードコートは、丁度お昼時に
さしかかりお客さんで賑わっていた。
そのフードコート中にある丸亀製麺。こちらも若干の
行列ができている。

丸亀製麺は、神戸に本社を構える株式会社トリドール
が経営するチェーン店で、ここ数年、さまざまな場所に
出店し店舗数を増やしてきている。

お店の奥側に製麺機があり、店員さんがうどんを製麺
作業をしていた。手前側に茹には釜があり、この時間
次々と麺を茹でていた。この雰囲気だと、お昼の時間
帯はハズレはなさそう。

私は『ぶっかけうどん 冷・大(380円)』を注文。
トッピングには『半熟たまご天(100円)』をチョイス。

半熟たまご天を割ってみると、トロトロ〜っと流れるとは
いかなかったが、じわっと黄身が麺に絡む。

麺は予想以上に、がっちり系のカタコシ麺。4〜5mm程
とやや太めでエッジも出ていて、軽く芯のある噛みごた
えがあり、私の好みに近いタイプ。
ダシは甘めだが、なかなかダシが効いている。
この手の甘目のダシは、天カスとの相性が良い。

ふむ。これで、ワンコインで収まるなら、なかなか
コストパフォーマンス良いね。


  08年05月07日
今年のGWは、うどん屋の開店ラッシュ!
今日は、なんば千日前に出来た新店に行ってきました!



1軒目
讃岐うどん 白庵(BYAKUAN) (大阪市中央区)

饂飩四國出身の方のお店が、4月末に千日前にオープ
ンしました。地下鉄日本橋駅から向かうと道頓堀の1本
南の路地、丁度WINS道頓堀の南側にある。
この場所やと、土日は混雑しそうやなー。

お店に入ると、厨房をL字に囲む様なカウンター席が
10席ちょい程。メニューをチラッと見て、迷わず
『ひやひや(400円)』を注文し、厨房の様子を眺めなが
ら、うどんが茹であがるのを待つ。

しばらくして、待望のひやひや登場〜!!
フワンと香ばしいダシの香り。この黄金色のダシ。
普段なら"まずは麺から"となるところを、たまらずダシを一口。
すっきりしながらも香ばしくグッとくるイリコダシ!
エグ味はまったく無く、ダシの持つ旨味が口の中に
広がり、ほんのり甘味を感じる。
思わず、いきなりダシの半分ぐらいを飲んでしまう。

さて、麺を頂きましょうか。ずずーっ・・!美味い!
やや細目の麺ながら、このムギュッとした食感は、
出身店そのもの!
表面はムニュっとしながらも内側は麺密度高く、麺自身
の風味もしっかりしている。
グミ系の麺が流行っている中、香川に近い感じの
うどんに仕上がっている。

お店の場所からして、人気が出るのは早いと思う。
ミナミで、こういうイリコダシが楽しめるのだから、重宝
しそうな1軒です。


  08年05月05日
今日は、新しいお店がオープンするということで、兵庫県川西市まで行ってきました。



1軒目
自家麺 伊和正 (兵庫県川西市)

中津の人気店『情熱うどん 讃州』で学ばれた方がお店
を5月5日にオープンさせるという事で、オープンに合わ
せ行ってきました。ちょっと早目に着いてお店1番乗り。
暫く待っていると、いい感じにお腹が空いてきた。

店内は意外に狭目。カウンター3席、カウンター風テー
ブル6〜7席、テーブル4席、座敷6席の計19〜20席程。
その後も、続々、地元の方とみられるお客さんが集ま
り、オープン早々に満席状態。

メニューは、『ちく玉天ぶっかけ』や讃州直伝『情熱カレ
ー釜玉うどん』と、オリジナル路線のメニューも多い。
私はオリジナル路線の中から『甘酢唐揚げぶっかけ(800円)』を注文。

やはり、まだ段取りが固まっていないのだろう。厨房も
慌ただしい様子。しばらく待ってうどんがでてきた。
黒酢の餡をまとった唐揚げにゴマがかけられており、
緑の葱とキュウリの千切りが色鮮やか。

では、いただきまーす。
太目の麺で、口に入れた瞬間の舌触りはがっしり系、
噛むとコシは強過ぎず予想以上にもっちりムニっと。
割に伸びる様な麺質ではないが、この釜たけ系とも
言える、食感とツルンと喉を滑る様な喉越しが良いね。
甘酢唐揚げも柔らかく、唐揚の甘酢が麺と絡み、ダシ
と混ざり、程良い酸味が効いて美味い。

オープン初日で、いきなりこのレベル。今後も釜たけ系
から目が離せませんね。



2軒目
饂飩 四國 梅田センタービル店 (大阪市北区)

ここは、壁の穴GROUPEの展開するうどん店『四國』。
同系列の西梅田店には、うどん仲間の新年会や極さ
ぬ巡礼で何度か食べに行った事はあるが、こっちに
来るのは初めて。
こちらは場所柄、子供も多くとても賑やか。平日の昼間
は違うのかもしれないが、西梅田とは客層が異なって
いる感じ。お店に入ると、やっぱりGWというのもあって
か、お客さんの半数以上は子供連れだ。

メニューは、ほぼ定食形式になっていて、うどん単品は
そこから230円引きになる。
私は、『ざるうどん・単品(600円)』を注文。

注文して2〜3分程でうどんが出てきた。
見た感じ、シュッっと揃ってエッジの立った、いい麺して
ます。でも、こんな麺やったかな?西梅田の方はもっと
讃岐ちっくな麺だったと記憶しているが・・・。こちらは、
見るからにグミ系・もっちりしてそうな麺に見える。

長い麺を箸でたぐりながら、まずはそのまま食べてみ
る。やはりムニュムニュで、やや伸びる柔目の麺だ。
客層柄、固い系の麺より、グミ系の麺にしているの
かもしれない。
ダシはちと辛目に感じたが、ズバズバ食べれてうま〜。

以前、西梅田のメニュー形態が変わったという風に
聞いた記憶があるが、こちらのメニューを見たところ
『ひやひや』のかけうどんは顕在の様子。


  08年4月30日
『いつでも新鮮!シティーコンビニエンス!』こと淀屋橋のNEXT1内にあるセルフうどん屋に行ってみました。



1軒目
讃岐うどん 千万喜 (大阪市中央区)

淀屋橋駅近くにあるNEXT1の地下1階にある、セルフ
のお店。かけうどん(小)が100円とリーズナブル!
セルフのシステムは良くあるタイプ。カウンターの端で
うどんを注文・受け取って、オプションコーナーを通って
お会計という風に、奥の方向に流れる。

私は『ぶっかけうどん・中(280円)』を注文。直ぐに
出来上がったのを受け取り先へ進む。
18時30分という夕飯時というのもあってか、オプション
類はかなり豊富で目移りしてしまう。迷った挙句、
『タルタルサーモンフライ(110円)』をトッピング。
会計を済ませ席について、いただきまーす。

すると、口の中に不思議な感じが広がる。
「ん?酸っぱい?」 どうもダシが酸っぱく感じる。
レモンが1片入っているが、レモン1片でなる様な酸っぱ
さではない。言うなれば、薄目の冷やし中華のタレ様な
感じ。これはこれで賛否はあろうが、オリジナリティが
ある気がする。これから暑くなるにつれサッパリ感が
あって、これはこれでアリかと感じる。

麺はやや細目で、エッジは見られない。この均一感は
いかにも機械打ちという感じ。なかなかしっかりして
いて若干グニュっとしつつ固系の食感がある。

ダシの味には少し驚いたが、かけうどん(小)が100円
というのは、お昼時にきっと周辺のオフィスからの
お客さんで賑わう様子が伺えます。小麦高騰のこの ご時世、頑張って欲しいお店ですな。


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