大阪食べ歩日記 No.22
08年07月13日、08年07月09日、08年06月28日、08年06月26日



  08年07月13日
今日はフラフラと江坂のセルフうどん店3連発でハシゴです!



1軒目
麦まる 江坂店 (大阪府吹田市)

江坂のセルフ店3連発の1軒目は地下鉄江坂駅から
北に5分程の所にある『自家製麺セルフ讃岐うどん
麦まる 江坂店』。
デカデカとした赤い看板が目立つこちらは、グルメ杵屋
グループのお店だ。店内は窓が大きくとられており、
広々とした雰囲気がある。

店に入ると、入口正面には製麺ブースがあり中に
製麺機がある。タイミング良ければ、製麺の様子を
見る事ができるのだろう。
スタイルは一般的なセルフ形式で、トレイを取って→
トッピングの選択→うどんの注文&受け取り→お会計
という流れ。
私はまずトッピングコーナーで、磯部揚げでガジガジっ
としてそうなのがよさげだった『ちくわ天(100円)』を
小皿の取って、うどんは『ぶっかけうどん・並(260円)』
を注文。店員さんがササッと用意してお会計前に渡し
てくれます。

麺は残念ながら多少時間が経過したと思われる茹で
置きっぽく、麺の表面に張りはあったがコシは弱まって
いた。
そら、16時っていうたら危険な時間やわなぁ・・・。でも、
一口食べた瞬間に小麦の甘味を感じる事ができた。

ぶっかけダシは軽い酸味があり、これからの季節には さっぱりと食べられる1杯だ。



2軒目
はなまるうどん 江坂店 (大阪府吹田市)

本日2軒目のお店は、セルフ讃岐うどんのチェーンと
いえばココという程の知名度を誇る"はなまるうどん"
の江坂店。
一般店に入るより価格的にもお手頃感があり、安定感
もあるので、小腹が空いた時なんかにふら〜っと入れ
るお店です。まぁ、今更説明は必要ないとも思います
が、かという私もちょいちょい利用しています。

江坂店はビルの地下1階にあり、1軒目と同じく16時過
ぎという食事時でもない時間だったので、店内はさすが
に閑散としていた。

早速、小皿に『コロッケ(105円)』を取って、ここでも
あっさりと『しょうゆ小(189円)』を注文。
店員さんが蒸篭から玉をとり、冷水でササッっとさばい
て丼へIN。薬味と一緒に醤油も店員さんがかけて渡し
てくれるので、後はお会計を済ませ席に運んで食べる
だけ。

ズズズーズズz−っ!
こちらも残念ながら、コシは幾分落ちている様に感じた
が、まだ軽くコシが残っており歯切れも良い。
まぁ、こればかりはタイミングの問題やし、この色々な
物の値段が上がる中、麺の破棄は経営的にもロスに
直結してしまう。それでも、比較的安価に提供して頂い
ている事を考えたら、仕方ない部分なのかなとも感じる。



3軒目
めりけんや 江坂店 (大阪府吹田市)

3軒目は先の"はなまるうどん 江坂店"から南へ数十
メートル行ったところにある"めりけんや 江坂店"。
めりけんやといえばJR四国のグループ会社であり、
海外のソウルにも提携店を出店している。また、4月20
日にJR塚口駅の改札正面にオープンしたのは記憶に
新しい。

江坂店の店内は、今日行った他2軒のセルフ店と比べ
ると比較的狭く客席数も少なめではあるが、結構人通
りのある通りに面しているのが大きな強み。

私は、まず『アジフライ(100円)』をトッピングとして取り、
うどんは・・・夏季限定?っぽい『すだちうどん(380円)』に
する事にした。

醤油うどんのレモンがスダチになっただけかな??
スダチをサッっと絞り、一気にいただきます!

さわやか〜。
モッチリとした食感のコシある麺に、スダチの香り・
酸味がスッキリと麺の甘味をひきたてていて美味い
ねぇ。シンプルなメニューなだけに、麺の旨味がダイレ
クト伝わってきます。
食べたメニューが違うから一概に単純比較はできない
けれども、価格としては3軒の中では一番上だったが、
今日の食べた3杯の中では一番だったな。


  08年07月09日
今日は、会社帰りに豊中市のお店を回ってきました。
4軒中、新規開拓は3軒なので、ここでは3軒だけ。



1軒目
手打さぬきうどん えん (大阪府豊中市)

阪急庄内駅から商店街をちょっとはずれた所にある
『えん』。ここは高瀬の渡辺で修業された方のお店。
もちろん、木の葉型の天ぷらもあります!これは香川
に近いうどんが期待できそう。

お店に入りほとんど迷う事無く、ビシーッと『合鴨ざる
うどん(600円)』を注文。
って、「木の葉型天ぷらのうどん食べるんちゃうんか!」
というツッコミも聞こえてきますが、今回はコレで。
※7月25日の夕方に西国33ヵ所巡礼で訪問した際に
 は、天ぷら売り切れてました。

注文してから5分程でうどんが出てきてしまいました。
まずは、麺から。残念ながら・・コシは大方ぬけてし
まってました。押し返す様なコシは無く、スッと切れて
しまう。
麺は冷た過ぎずばっちり茹でたてやと、ややモチでガッ
シリした硬コシ系の麺だというのが察せる。
まぁ、これあかりはタイミングとかもあるし、まだ食事時
じゃない中途半端な時間だっただけに、今回は仕方
ない部分は大きいかな。
合鴨のつけダシ。これ美味っ!甘辛いダシの中に
合鴨旨味が程良くコッテリ。鴨肉の旨味がダシに染み
出しています。

くぅぅ・・今度は、是非とも開店直後のピチピチ麺狙って
行ってやる!



2軒目
そば処 讃岐 (大阪府豊中市)

庄内の"えん"から次の目的地へ向かう途中の176沿い
で発見『そば処 讃岐』。そば処・・・讃岐・・・??
蕎麦がメインなのか讃岐うどんがメインなのか?店の
外からではその判断もつかない。
まぁ、見付けてしまったからには仕方ない。とりあえず
入ってみる事しようか。

メニューは関西のうどん屋さんでよく見かける様な
一般的なメニューがズラリ。こうも暑いと、温かいうどん
を食べる気が少ないし・・・悩む。
すると、大将が「そちらにもメニューありますよ。」と教え
てくれたので、壁に張られたメニューを見ると『冷やし
うどん(750円)』の文字が。おおー、これだ!

待つこと3分。うどんの登場。んあっ!?おおおっ!?
これは新しいパターンだ!メロン乗ってる〜!

うどんにメロン。意外な組み合わせやけども、これが
気分的も味的にもに夏の清涼感・涼し気なサッパリと
した印象を与えてくれます。その他に、パセリ・レモン・
ワカメ・煮椎茸がうどんに乗ってます。

麺はやや細目で、グミ感・粘り気少なくコシもそんなに
強くは無いが、しっかり冷水で絞められていて歯切れ
良い感じ。
ダシは辛さの勝ったつけダシで、麺に負ける事なく食べ
られる。冷やしや釜揚げ系のうどんは、どうしても食べ
てる途中で若干ダシが薄まってしまう宿命だが、ここの
ダシはそれで丁度良い感じになってきます。



3軒目
うどん屋 山善 (大阪府豊中市)

今日本来の目的地は阪急服部駅付近の『山善』。
国道176の服部駅前交差点から東に少し入った所にあ
ります。

落ち着いた灯りの中、メニューを眺めるとうどん以外の
メニューも豊富に揃っている。どれも美味しそう〜。
本来ならここを目的地としてたので、がっつり夕飯と
して食べようと考えていたのだが、折角服部まで来たん
やし、この後に銭形も・・・なんて欲が。
なので今回は大人しく『かきあげざるうどん(800円)』を
注文。大将が1人厨房で注文を捌いてゆく様は、西田
辺の"ゆきの"の様。

しばらくメニューを眺めたりしながら、十数分程待って、 うどんが運ばれてきましたー!

照明の具合もあって、麺が黄金色に反射している様に
も見えます。これは茹でたて間違いなさそうやし、ビシッ
とした麺が美味そうだ。早速、いただきます。
グニグニ・グミグミっと粘り強い食感の麺は、麺自体の
風味も豊かで、やっぱり美味い!
それと、かき揚げ。これ良い!これは超お気に入り!
大きめに切られたサツマイモ・カボチャ・玉ねぎ等が、
かき揚げになっても存在感がしっかりしていて、野菜
の甘味が存分に楽しめます!
川西市の『わけい』の様なバリバリなかき揚げも良い
けど、こういう様なシンプルに素材がバッチリ感じられ
るかき揚げも良いなぁ。


  08年06月28日
今日は大阪の南の方へ、お出掛けです。



1軒目
さぬきうどん専門店 なか川 (大阪府高石市)

JR北信太駅から歩いて数分、堺泉北有料道路の高架
沿い(36号線)沿いにあるさぬきうどんの専門店。
お店に着いたのは、丁度11時過ぎ。店の隣に併設され
た「讃岐流たこやき」というのも気になる。
お店の前には、「生麺・茹で麺販売します」旨の看板
が出ているあたり、麺には自信があるのだろう。
とりあえず店内に入ってみると、まだお客さんは他に
おらず、セルフトッピングの天ぷらを揚げているところ
だった。

窓際のテーブルに座り、ここはシンプルに『生醤油う
どん・大盛り(600円)』を注文。これから麺を茹でる様
で、しばらく待つ。店内には1998年と日付の入ったサイ
ン色紙が飾られており、お店の年期を感じる。

そんなこんなで、うどんが登場〜。
お〜。白く艶々と光る綺麗な麺。見るからに美味そうな
雰囲気がバシバシ感じられる。

まずは数本の麺を醤油かけず、そのまま食べてみる。
ん!グッと引き締まった良いコシしてて、麺の風味が
ちゃんとある!やや讃岐に近い麺質・太さが私好み。
こりゃ、見た目どおりというかやっぱり美味いわ。
醤油をササッとかけて、ズズーズッズズー!
大盛り(+100円)だから、結構量はあったと思うが、
みるみるうちに麺が減ってゆき、あっさり完食。

あっ、店内でもたこ焼き食べれるんやね。



2軒目
さぬき麺屋 鳳直売店 (大阪府堺市)

普段あまり来る事のない南の方へ来たので、今年オー
プンした"アリオ鳳"の1階にあるセルフの讃岐うどん屋
"さぬき麺屋 鳳直売店"へ。
お昼も過ぎた14時過ぎというのに絶えずお客さんが、
うどんを注文している。さすがの集客力。

何食べようかなと思った時に、店頭看板の『イリコを
ガツンと効かせ』というフレーズが目に入った。
「ガツン!!?」こういう立地の店でガツンと効かせて
いいのか?と思ったが、どれぐらいのガツンなのか気
になったので『かけうどん(280円)』を注文。
もちろん「麺温めずに、そのままダシかけて下さい。」
と依頼。店員「はい。そのままダシをおかけしてよろし
いんですね?」と、ひやあつ成功!
うどんを受け取り、トッピングコーナーへ。
タイミングが悪かったのか、天ぷらの種類はあまり多く
なかったが、揚げたてぽかった『ちくわ天(100円)』を
トッピングしお会計と進む。

席に運んで、まずはダシを一口。
やはり香川の人間にとっては"ガツン"とくる程ではない
が、関西の鰹ダシ文化の人には十分「おっ!?」と思わせ
られるコクがあり、雑味・エグ味が無く、比較的ライト
なイリコダシだ。

麺はダシで温まるので少しコシが抜けるが、フワフワと
柔らかくなり過ぎず、程よい歯応えが残る。香川の大型
セルフ店にも負けてない雰囲気や全体的なバランス。
これも「讃岐!」という雰囲気を存分に味わえる。


  08年06月26日
今日は福島界隈のうどん屋さんをハシゴしてきました。



1軒目
はがくれ ラグザ店 (大阪市福島区)

環状線福島駅の直ぐ近くにあるホテル阪神の地下に、
はがくれ ラグザ店がある。はがくれと言えば、梅田の
大阪駅前第3ビルの所が有名だが、こちらや京橋店は
梅田とは経営が別。
雰囲気がえらくライトな感じ。"はがくれ"っぽくない気が
する。一昨日、京橋店に行ったばかりなのでよく解る。
京橋店との違いを感じる為に、同じ『ざるうどん(600円
)』+『ちくわ天(120円)』を注文。京橋店よりちょっと高目
の値段の設定。

「はがくれ通信」を見ながら待っていると、こちらも5分
程でうどんが出てきた。早いねぇ〜。
うどんの上に添えられた桜の形に切り抜かれた人参
が、見た目可愛いらしい。

ではでは、いただきます。
こっちも梅田よりは瑞々しい感じがするが、瑞々しさで
言えば、「京橋店>ラグザ店>梅田」という印象。その
分、京橋店より麺がモチモチっとしっかりしたコシを
持っている。
ダシは、ほとんど同じ感じがする。味醂が効いて、ちょ
っと濃いかなと感じるが、うどんと一緒に食べたら丁度
良い具合で、麺とダシのバランスは良い

ちくわ天は、ちくわ自体は同じっぽいけど衣が違う。
衣は「どっちが好み?」という範囲の差だと思うが、
カラっと揚げられており、ガジガジっとした衣で中は
ふんわりとしていて美味しい。




2軒目
木酢鶏天然黒石焼 (大阪市北区)

続いて、朝日放送本社の少し南側にある、讃岐うどん
の食べられる居酒屋だ。
お店は、表のなにわ筋沿いに看板はあるもののビルの
奥まで入らないといけないのでちょっと解り辛い所に
あるが、店内は予想以上に広く、テーブル席は堀炬燵
になっておりゆったり出来る。

ここで提供される麺については、西日本フードサービス
株式会社の最高級手打ち生麺『極 -kiwami-』というの
を使用している(自家製と聞いたた事があるが・・・)。

うどんメニューには単品とセットメニューがあり、値段は
比較的安めという印象。メニューには「生めんから茹で
るので、時間がかかる」旨の記載がある。

とりあえず『名物!生じょうゆうどん(450円)』を注文する
と、店員さんから「10分程お待ち下さい」といった説明
があった。そして、10数分程待つとうどんが登場〜。

麺は艶々しており、やや細目ながらも若干固い食感、
ムニムニ・グミグミ感は少なく、弾力性よりもギュッっと
引締まり麺密度が高いという感じで、私は比較的好き
なタイプ。
麺の断面を見るとやや芯を残した茹で具合で、それも
上の様な食感になっている要因だろう。
その分、麺の味というのが十分に感じられて美味い!




3軒目
讃岐うどん酒家 やま (大阪市福島区)

本日のラストは新福島駅近くで、はりはり鍋が名物と
いう讃岐うどん屋『やま』。
こちらは自家製麺ではないが、香川の"将八うどん"か
らり麺を仕入れている。将八うどんは香川に4軒。香川
県外では東京に1軒あるだけ。と考えると、大阪で将八
の麺を食べられるのはここだけ?。

私はカウンター席に座り、『桜ちく天ぶっかけ(650円)』
を注文。タイミング悪かった様で、麺は茹で置き。
でも、天ぷらはちゃんと通し揚げ。
ちくわの天ぷらが揚がり、うどんが出てきた。

麺を食べてみると、かなりズッシリ・ガッシリした麺。
「あー、長いこと将八に行ってないけど、将八のうどん
ってこんなんやったなぁ」という、懐かしい気持ちに
なった。
茹で立てやったら、もっとバキーッ!!ガシーッ!!
っとした、力強い麺が楽しめたに違いない。
お店によって異なる自家製麺の面白みは無いが、香川
の麺を楽しめるお店がこんな所にもあったんかという
嬉しい発見。

一番「おっ!」と思ったのは、きめ細かな天かす。
サラサラ・ザックザクで、とても軽い食感で面白い。
しかし、うどんにくっついてきた天かすの先っぽが唇に
チクチクした(笑)。
桜海老は色鮮やかで見た目綺麗なんやけど、やはりそ
のままだと、口の中でモソモソした食感が残ってしまう。
これをかき揚げにするとか、ちく天の衣に混ぜるとかす
れば、もっと面白いお店になると思うんだけどなぁ。


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