大阪食べ歩日記 No.27
08年12月22日、08年12月15日、08年12月12日、08年12月10日、08年12月05日、08年12月03日



  08年12月22日
年の瀬も迫り忘年会シーズンに突入しました。今日は、私も忘年会。
忘年会の前にお腹の準備運動を、ちょっとだけ・・・



1軒目
うどん 花きり(大阪北区)

今夜は、仲間内での忘年会の為、梅田へお出かけ。
お腹もええ具合に空いてきてるし、忘年会の前に、ちょ
いとお腹の準備運動でもしとこうかねぇ〜。
って事で、大阪丸ビル地下にある"花きり"へ。

こちらのメニューで人気なのは1位"ぶったま"、2位"す
だち(650円)"、3位"温かまたま(650円)"となっている。
価格は標準的だが、同じ価格で1.5玉・2玉まで増量で
きるのが嬉しいね。
「温かまたまって?かまたまは温な物じゃないの・・?」
と、どういう物かも気になったが、今日はシンプルなの
を食べたい気分なので、2番人気の『すだち 1.5玉(650
円)』にしておこう。
それと、ぐるなびのクーポン券を使ってトッピング『ちく
わ天(100円)』を追加!お得です。

そしてしばらく待って出てきたうどんは、やや黄色みを
帯びており、スラ〜っとスタイルの良い麺。
これは、美味そう〜やなぁ。で、ちくわ天をうどんに乗っ
けて、早速麺だけを食べてみます。
見た目通りにキューッ!バギーッ!とした締まりがあり
ます。とても香川寄りな麺質で小麦の風味もあり、グミ
グミ感・伸び伸び感の少ないバシッと噛む楽しさのある
麺です。

厨房の様子は見えなかったので、自家製麺かどうかは
謎ですが、この手の麺は私の好みに近い。



2軒目
うめや(大阪北区)

"花きり"を出た私は、忘年会の待ち合わせ場所の
阪急BIGMANへ向かう。が、向かう途中でフラ〜っと
吸い寄せられる様にもう1軒立ち寄ってしまう。

梅田JRの高架下"新梅田食堂街"にあるカレーうどん
が名物の立ち飲み屋さん"うめや"。
明日は祝日なのもあってか、店内は仕事帰りのお客さ
んで賑わっています。普段、お酒も飲まずこういう所へ
ほとんど来ない私には、不思議な気分です。

後の忘年会でしこたま飲んで(お酒以外)食べるから、こ
こは飲み物や他のメニューに惑わされる事もなく、名物
の『カレーうどん(550円)』のみを注文します。
そうして注文してから3分。カレーうどんの登場〜。

「はて?どこかでお会いしましたよね?」と思う様な感じ
の甘味とコクのあるカレーではあるが、上にドシャっと
乗っけられた葱が私にはポイントでした。
プニムニ麺に、シャキシャキとした葱の食感がアクセン
トになっていて、それぞれがお互いの食感を引き立て
てくれます。

数ある一品メニューは300円前後ぐらいなので、一品を
追加オーダーし、カレーうどんに乗っけてオリジナルの
カレーうどんを創作してみるのにも楽しいでしょうし、
冒険してみるにはお手頃な価格帯です。


  08年12月15日
やっぱり寒い時には温かいうどんでぬくもりましょうか。



1軒目
ゆがきたてうどん ぺこぺこ(大阪城東区)

学生時代に、確か2度程来た事のある森ノ宮と緑橋の
間にある"ぺこぺこ"。
久しぶりの訪問です。多分、7〜8年ぶりかな。

こちらの名物はヨード卵ひかりを使用した"玉子とじ"の
うどん。私はまだ未食。
もっとも、玉子とじうどん自体を食べた事がない。
やっぱり、うどんは熱いのよりぬるいか冷たい方が好
きやから。ってのもあるし、熱いと食べにくい。
そんなささいな理由もあって、今までに一度と"食べよ
う"候補にすら、あがった事もなかった。
しかしながら、やっぱり1度ぐらいはどんなものか食べ
てみとくかーと、やってきた訳。
こちらのお店でも、1玉、1.5玉、2玉を値段変わらずに
選ぶ事ができるお得な設定。で、私はスタンダードに
『玉子とじうどん(670円)』注文してみました。

玉子とじ美味いな!!
フンワリとした玉子の固まり具合は超絶妙!
しっかり熱の通ってる所もあれば、半熟プルプルな所
もあって、それがまた良い!
麺はなかなか太めでズッシリごつげな見た目だが、
熱々なのでモチモチした食感。店内で製麺しており、
「茹でたてが基本と。」いうコダワリ。
でもやっぱり当然の事ながら、熱い。餡かけにすると熱
が逃げにくいのと同じで、玉子が熱を閉じ込めちゃって
る様。可能かどうかはわからんけども、"ひやあつ"にし
てもらえば良かったなぁ・・・。


  08年12月12日
今日は玉造の日之出通北商店街をぽてぽて歩きました。



1軒目
手打ちうどん・おにぎり (大阪天王寺区)

玉造の日之出通北商店街をぽてぽて歩いていると、
突如『うどん』の暖簾が現れた。
店の前にドア・壁は無く、暖簾と風除けのビニールが
かかっているだけ。なかなか怪しいぞ。
それも申し訳ないが、あまりプラス方向の怪しさではな
いのが感じられる。

とりあえず、暖簾をくぐり厨房をチラッと見ると、寸胴の
上にテボが置かれている。茹で釜らしきのは見あたら
ない。そこから察するには、やっぱり温めるだけっぽ。

まぁ折角入ったのだから、『かきあげうどん(350円)』を
注文。値段はお手頃なのが助かります。
凍った四角いのをテボに入れ温めるのが見えました。
すると女将さんが「お兄さん、香り付けに柚子は入れ
る?」と聞かれたので、迷わず入れてもらいました。

かまぼこ3枚と、どこぞの立ち食いよりも贅沢な気分。
そして、柚子皮が加わっている事で、ス〜っと良い香
りが漂ってきます。
かきあげには人参・玉ねぎと春菊。ダシを吸ってしゅわ
しゅわになったかきあげは、箸でつつくと容易に解れて
いきます。
かきあげはなるべくサクサクか、ダシで少し柔らかくな
ったぐらいで食べたい私だが、完全にヤワヤワにしてし
まうのもアリかなと思ってしまった。 春菊の独特な味が、ええ感じにアクセントになっています。


  08年12月10日
今日は日本橋の黒門市場へ〜



1軒目
黒門市場 さぬき(大阪中央区)

黒門市場の南北に続く商店街に、一際店構えが賑や
かなお店がある。
海外(アジア圏)からのお客さんも多い様で、入り口等に
ハングルや中国語で「いらっしゃいませ」の張り紙もさ
れています。

店内に入って目に入ってきたのは、カウンター部分に
置かれているダンボール箱に入った大量の色紙。
良く見れば、日本語以外の文字が書かれている。
きっと、海外からお客さんが記念に書いて帰っているの
でしょう。大阪版赤坂とも言える様な雰囲気。
そんな事を考えつつ『エビ天ぶっかけうどん(600円)』を
注文し、しばし待ちます。

出てきたうどんは、麺はやや肌荒れてはいたが、グミ
感少ないがっつり讃岐チックな麺。
残念ながら、それなりに茹で置かれてた模様であった
が、18時30閉店のお店に18時15分に入店している時
点でタイミング的にも仕方ない部分もあると思う。
ダシは「かけ?」と思うぐらいたっぷりとかかっていた
が、そんなに辛くはなくダシがしっかり効いている。

しかし、天ぷらは通し揚げです。
海老2尾に、大葉・海苔・茄子等の天ぷらが盛り沢山。
予想以上にドカッと盛られた天ぷらがなかなか豪快で、 食べ応えがありました。
威勢く接客丁寧な大将も良いお店の味です。



2軒目
御食事処 あさひ(大阪中央区)

今度は黒門市場のアーケードからちょいと出たところ
にある、御食事処あさひ。
こちらはHPや看板に『絶対の自信カレー天ぷらうどん』
と書かれている様に、カレー天ぷらうどんが有名。
お店HPのURLも"http://www.kare-tenpuraudon.com/"
となっている程、ただならぬプッシュのしようである。

お店に入って、メニューを見ると・・・。
メニューに書かれていたのは、3種類だけ。※参照
御食事処というからには、定食メニューなんかも豊富に
あるのかと思っていたが、ここまでくると潔過ぎです。

周りのお客さんの様子を伺うと、ほぼカレー天ぷらうど
んを食べられていたので、私も同じく名物の『カレー天
ぷらうどん(1000円)』。1000円でっせ!!

注文が入ってから、大将が天ぷらを揚げます。
天ぷらが揚がる頃には、カレーうどんのスタンバイされ
揚げたての大きな海老天2匹乗せられます。
そうして運ばれてきた1000円のカレー天ぷらうどん。

大きくモコモコした天ぷらが豪快です。衣が大きいと、
中は小さいのかな・・と勘ぐってしまうが、衣だけではな
く中の海老も大きくプリップリで美味ー!
今年食べた中では、トップの大きさの様に思います。
また、尾の直前まで殻を向いてある丁寧さ。

そして海老天に絡むカレーダシは、ダシが前面に出て
おり、ダシをしっかり感じる事が出来ます。
麺は完全に"大阪のおうどん"という感じ。麺が弱い分、
カレーダシ&ど海老天の美味さが際立ちます。
でも、さすがに1000円と言われると・・・・。


  08年12月05日
今日も再び恵美須町界隈へ〜



1軒目
得正 日本橋恵比須店(大阪浪速区)

現在、でんでんタウンの南端にあるのが、西側が吉野
屋、東側にあるのがカレーうどんで有名な得正。

数多く支店のある得正ですが、過去に行った事あるの
が、森ノ宮店・本店靭本町店・扇町店・大阪駅前第四
ビルB2店の4店であり、これが5軒目となる。

時間的にも丁度でんでんタウンで買い物を終えた人
が、「ちょいと夕飯食って帰ろうか?」という頃合いなの
か、幾人ものお客さんが入っていました。
店内はカウンター席とテーブル席を合わせて約20席。
私も席に座り、『チーズカレーうどん(780円)』を注文。
この時間、店員は大将1人で大変そう・・・。
そんな様子を眺めながら待ち、しばらくして運ばれてき
ました。
丼から漂うカレーの香りで一気にお腹が空モードに。

カレーとチーズを纏った、結構太めのモチモチ麺。
カレーが飛ばない様に気をつけながら、ズズーっと。
トロ〜リととろけたチーズが加わり、香ばしさがUP。
そんなカレーと、モチモチ麺と相性が良いね。
そんなに辛さは感じずに、むしろ甘味を感じる得正
特有のとても滑らかでマイルドなカレー。ですが、食べ
てている内に、ジワジワ暑くなってきます。

ただ、ちょっと量が少な目。もっとガツッと食べたいなぁ
という気分になります。




2軒目
そば処 まる栄(大阪浪速区)

先に食べた得正の量が少な目だったので、稲庭うどん
宗八へ行ってみたが、既に電気が消えていたので、前
の道を西に行った所にある"まる栄"へ。

ここは、私が大学生時代に住んでいた場所から、一番
近いうどんの食べれるお店でした。大阪に出てきて直
ぐぐらいに1回来ただけで、お店に入るのは久しぶり。

さっきはカレーやったし、今回は冷たくさっぱりと『ざる
うどん・小(550円)』を注文。
釜にパラパラと麺を落とし、注文後から麺が茹でられ
はじめました。そうしてしばらくして出てきたのが細麺。
文字通り"細うどん"や"冷麦"と呼ばれる1.3mm〜
1.7mm範囲の麺。
蒸篭自体は小さい物だが、結構沢山の麺が入ってる。
しかも、それが2段重ね!
一瞬「これ、大じゃないの?」と思ってしまう量。

早速、ちゅるちゅる〜っと麺を食べてみると・・・・!
細麺と侮るなかれ。これがあーた、ビヨウニュ〜っと
結構強いコシ。しっかりと歯を跳ね返す弾力と粘りを
持った麺だ。ダシもかえしの甘みがあり、麺とのバラン
ス良く美味い!

"ざるうどん・大"を注文すると、蒸篭が3枚重ねになる
らしい。つまり、小の2枚はデフォルト。
バッチリ茹でたての食感良い麺が、たっぷり蒸篭2枚の
ボリュームで550円と満足度は高い。


  08年12月03日
今日は開拓&私にとって懐かしいお店へ久しぶりに〜



1軒目
居酒屋手打ちうどん 壮ちゃん(大阪中央区)

今日(3日)のお昼は堺本から歩いて4分ぐらいの所に
ある"壮ちゃん"。看板には『居酒屋 手打ちうどん』と
掲げられています。

まだお昼ちょい前ではあったが、既に数名のお客さん
がおり、私が入った後にもじわじわお客さんがやって来
る。
入り口付近にテーブル席があり、奥側に縦に長いカウ
ンター席と計15席ぐらいかな。

某グルメ紹介サイトを見ると、カレーうどんが美味しい
と紹介されていたので、カレー系にしようかなと思った
が、初訪問なのでここは素直に冷たい麺にする事に。

私はカウンター席に座り、カウンター越しの厨房に茹で
釜が見あたらない事に、「う〜ん・・・」と思いながら
『冷やしのりおろしセット(650円)』を注文。
麺は四角く固まったやつをお湯にポンのタイプ。
こういうスタイルのお店は結構多いが、極端なハズレと
いうのも無い分、麺の店毎に違う個性が無くあまり面白
さは少ない。まぁある意味、安心は安心?。

程なくして、セットのご飯とうどんが渡されます。
うどんの上には、刻み海苔と大根おろし、鰹節、ネギ、
それとカボチャの天ぷら。よくよく考えると、こういう
うどんで"海苔"をメニュー名に入れたうどんって初めて
見た様な気が・・・。私はてっきり、"ごはんですよ"みた
いな海苔が乗ってるのかと思った。



2軒目
つけ鴨うどん 鴨錦 恵美須店(大阪浪速区)

恵美須町駅から南へ堺筋を200m〜300m程進んだ所
にある、鴨錦(かもきん) 恵美須店へ行ってみました。
Meetsに書いてたけど、前に掲載している谷四の"つけ
鴨めん 鴨屋"の師匠にあたるんですね。
(東天満や大阪駅前第3ビル等にある"鴨しん"とは
関係無いらしいが・・・。)

メニューは簡単。つけ鴨のうどんorそばで、小(1玉)・並
(2玉)・大(3玉)を選ぶ。うどんは1玉220gという案内が店
内に掲示されていました。
それに、肉ダブル等のオプションが存在する。たしか、
おにぎりもあったはず。
私は、1玉では少ないので、『つけ鴨うどん並(680円)』と
2玉注文する事に。
「あれ?麺が温か冷か聞かれなかったなぁー」と思いつ
つ、うどんは注文してから1分程で運ばれてきました。

やはり、麺の器がデカイね。それとダシを割る用の
生姜湯。うどんはやっぱり温で、茹で湯に漬かる感じの
釜揚げ風。麺の上には、茹で小松菜。
ダシの中には鴨肉と一緒にスライスされたレモンと1匹
のだしじゃこ。
ん〜。相変わらずじゃこダシと鴨肉から出る味が香ば
しいねぇ。うどん版の鴨肉&魚系のつけ麺といった感じ
でしょうか。
でも、温かい方がダシの馴染みが良くて美味しいなぁ。
麺については、やっぱり冷凍っぽ・・。



3軒目
めん処 山笠 恵美須店(大阪浪速区)

鴨錦で軽く食べた私は、さらに恵美須町駅から今度は
東側にある山笠へ。

お店の雰囲気もさることながら、メニュー表が渋く年期
を感じさせてくれます。
屋号をと同じ名前の『山笠(700円)』がどんなのか気に
なるけれども、やっぱりシンプルに冷たいうどんをって
事で『ざるうどん(550円)』を注文。

そしてしばらくして運ばれて来たざるうどんは、なんだか
身た目のっぺりとした感じの麺。
麺だけそのままズズズっと食べてみると、非常に優しく
モッチリとした麺だ。
ん・・・・・どっかで食べたことある感じに近いぞ・・・・
ん〜っと・・・え〜っと・・。
あぁ!そうだ。本町の麦清とか梅田以外のはがくれが
近いかな。それらのお店程は、麺の粘り強いコシは感
じないが、口当たりもしっとりしていて、口の中にピトっ
張り付いてくる様なフンワリモッチリ感が際立っている
麺だ。

箸袋を見ると、山笠はこちらのお店と、黒門店があるら
しい。黒門店は、黒門市場の南の方やね。


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