大阪食べ歩日記 No.5
06年7月1日、06年7月8日、06年7月15日、06年7月29日、




  06年7月29日
うどん屋って訳ではないですが、異色の1軒を。

1軒目
居酒家 土間土間(大阪北区)
北新地店

普段、私はまったくと言っていいぐらいお酒を
飲まない(飲めない)人なので、こういう居酒屋に
行くことはそんなに多くないのですが、たまに
行くとこんな発見が。

居酒家土間土間のボンゴレうどん。
これが、なかなか美味いの。
麺自体は、冷凍かなって感じもするんですが、
それはまぁしゃーないとして、味付けは
アサリの風味も効いてて、なかなか良い。
〆の一品という位置づけにはなっているが、
これをアテにってのでも十分OKです。
他に、冷麺やカルボナーラきしめん、ビーフンと
麺類は計4種あって、どれもなかなかイケます。



  06年7月15日
雑誌等で良く名前を見かけるお店、3軒食べ歩いてきました。


1軒目
うどん 蔵十(大阪旭区)

行きたい行きたいと思いながら、場所が良くわからん・
駅から遠そう等の理由で、今まで行けてなかったの
ですが、ようやく行く事ができました。
綺麗な店構えに、落ち着いた店内。11時ちょい過ぎに
店に入ると、お客はまだ私だけ。大将から店員さん
への指示が、お店への徹底した気配りが感じ
られます。
生醤油うどんチクワ天付きを注文すると、厨房で
麺を釜に入れる姿が見えました。雑誌等でも評判の
店やし、茹で置きを平気で出す様な店で無いのは
感じていたが、こういう風に厨房の中が見える
のは安心感がある。
15分ぐらいすると、うどんが出てきた。
半分に切ったチクワの天ぷら2個(計1本)、ショウガ
の芽。そして、ぴしゅっと綺麗に盛り付けられた麺。
見たら解る。明らかに美味しそうなオーラが出てるw。
この手の麺は、硬い7:グミ3ぐらいのしっかりした
コシのある麺に違いない。(←想像)

醤油を「3周半回しかけ」、ずずーっ。…、あれ?
見た目から想像してた様なコシがない。
かと言って、グミグミな麺でも無い。
なんか程良い歯応えもあり間違いなく美味い。
でも、今までに食べた事の無い感じの麺だ。
固いコシでも無く、グミグミでも無い、
3種類目のコシとでも言うんだろうか?
チクワ天も揚げたてで、衣サクサク・
中モチモチで香ばしく美味しい。


2軒目
踊るうどん(大阪守口市)

京阪に乗って京都方面に向かう電車の中から見える
『踊るうどん』ってネーミングにインパクトがある
このお店。京阪電鉄滝井駅の目の前にあるんですが、
多くの方の開拓により近年、評価はグングン上がり
雑誌等でもちょくちょく見かける、関西有数の有名店
になりました。

私も、2〜3年前に1度行く事ができ、久しぶり2回目の
訪問となる。
丁度お昼の時間帯というのもあり、店内はお客さんで
一杯。私もカウンター席に座り、「まいたけ天しょうゆ」
を注文。ここでは、このまいたけ天が名物(?)となって
いる様で、多くのお客さんがまいたけ天しょうゆや
まいたけ天ぶかっけを注文している。

麺は約3mm角のやや細目、ピシっと角があり、
純白と言うよりは若干黄色がかっている様に見える
(照明の関係もある)。
まいたけ天も・・ちょっと揚げ過ぎでは?って色だが、
これは後程解説。
大根おろし・ネギを乗せ、スダチをギュッと絞り、
醤油をサーっとかけ。まず一口。かなりグミグミ系の
麺で伸びるコシがある。箸で引っ張ると実際伸びる。
冷水で麺をキュッ冷やしているのも、この暑い時期
には涼しく嬉しい。

で、揚げ過ぎでは?って色のまいたけ天ですが、
これがいい感じにサクサクガジガジなのだ。
かじると、衣がバリッバリッっと音を立て、もの凄く
香ばしい。麺のグミグミ感とまいたけ天の
香ばしいサクサク感・麺のあっさり感が、お互いを
引き立て合って美味い。

3軒目
四国うどん いろは(大阪都島区)

本日の3軒目。本当は、踊るうどんから国道476を通り
神戸に本店のある『うどん専門店 八間蔵』という店の
大阪支店へ行こうと思っていたのだが、店の前へまで
行くと『貸店舗』の看板が・・・残念。
今日はこのまま帰路についたのですが、帰っている
途中でここを発見。
やはり、知らない店に飛び込むのはやはり不安だ。
値段が高かったりとか、マズかったりとか、釜揚げを
注文しても茹で置きを平気で出す店だったらとか。
店に入る前にいろんな不安が頭をよぎる。
お店の前のディスプレイ等を少し眺め、そんなに
値段の高いうどん屋でも無いっぽいし、ちゃんと
生醤油やぶっかけうどんがあるので入ってみることに。
メニューを眺めると、うどんの他にも丼物やお寿司等
なかなかメニューも豊富で、ぶっかけうどんとお寿司の
セットだけでも6種類もある。
ぶっかけとお寿司のセットでも520円〜で、かなり
お徳感がある。しかし、私も3軒目。セットは注文
せずに、普通に生醤油うどんを注文。
直ぐにうどんは出てこなかった。直ぐうどんが出て
こないって事は、今、湯がいている可能性も高い。
そして、しばらく待つ。
うどんが出ててきて見ると、麺の太さが均一ではなく
やや平たいのがあったり、麺は自家製なのだろう。
麺の表面はツヤツヤしていてツルツルしている。
ここも、薬味には、大根おろし・ネギ・スダチだ。
麺をずずーっと食べてみると、グミグミモチモチで、
固い系のコシではなく、完全にグミグミ感が勝って
いる。麺自体に味のあるタイプではないが、夏の暑い
時期には、こういうツルツルっとした麺も良い。
(この麺、私の打つ麺と似てるんだよなーw。)


  06年7月8日
ついに大阪・浪速うどんに手を出してみました。


1軒目
てんま(大阪北区)

大阪へ出てきて8年になるが、実は未だに「これぞ
浪速・大阪うどん!」という様な店に行った事が無い
(難波の千とせの肉吸いうどんぐらいかな)。
やはり、ダシは美味いけど麺がイマイチという
イメージが拭えない。それに、昔、浪速うどんの
有名店へ食べに行こうとした時、店の前のメニュー
を見てうどん1杯の値段があまりにも高いのに驚き
撤退して以来、浪速うどんから足が遠のいていた。
お店のHPにも書いてあったのだが、てんまの大将は、
きつねうどんの元祖・松葉家で修行をしたそうで、
松葉家とは違う味付けを考案したそうです。
で、大阪生まれ大阪育ちの知人と行ってみました。
店に入って、私はサービス定食(天丼+ごま切り細
うどん)を注文し、知人にきつねうどんを注文。

冷たいごま切り細うどん(ぶっかけ)は、1mm角程度の
細さでありながら、なかなかの歯ごたえだ。モチモチ
感はあまり強くなく、触感・歯切れが良い。
天丼は、文句なしに美味いぞ。

さてさて、注目のきつねうどんです。まずダシを飲んで
みると、少し薄いかな?って気がするが、昆布とカツオ
の良いダシの香りが口に広がります。麺は冷たい細
うどんと違って、もちもち。やはり柔らか目という感じは
あるが、プツプツ切れる様な麺ではなく、食べた
食感は、グミグミではなくモチモチとしか言い様がない。
アゲは甘辛く煮込まれておりダシとアゲの味に強弱が
あって美味しい。
知人は「私にとっては、こういうのが普通のうどん
だと思っていた。」と言う。
んで、知人がうどん食べ終わり、またダシを飲ませて
もらうと、今度はダシがやや濃い目に感じる。
食べてる間にアゲの味がダシに染み出したんだろう。
浪速うどんに対するイメージが変った気がしました。
夜には、居酒屋として昼とは別なメニューもあり、
是非、 次は夜に行ってみたい。カレー肉団子美味し
そうだ・・・。


  06年7月1日
久しぶりに特に予定の無い休みになったので、久しぶりにうどん屋梯子しました。


1軒目
ふぅふー亭(大阪天王寺区)

実に5年ぶり。日記中に時々出てくる友人Iを、
強引に引き連れて店の場所が解らず迷子になり
ながら食べに行ったのを思い出します。
メニューは至って明解。かけ、ぶっかけ、
ざる3種類の大中小。
前はザルを注文した記憶があるので、今回は
ぶっかけを注文。しょうがを降ろしながら待つ。
テーブルの上にあるダシをさーっとかけ、
ずずーっと一口。
麺は標準的な太さでコシがありつつも、少し
モチモチした感じがある。どことなく素朴な
感じがするのも良い。
ぶっかけのダシは辛目でかけすぎには注意が
必要かも。上に乗っているきざみあげは、
しっかり炊きこまれていて甘辛くて美味しい。



2軒目
皐月庵(大阪中央区)

ようやく書けた皐月庵。カレーうどんが有名で
度々テレビにも出ている。名物のカレーは、大将が
香辛料をブレンド調合していて辛い。でも、嫌な辛さ
ではなく、結構病み付きになってしまう。
麺は国内産小麦粉のみを使用し、若干ちぢれた細麺で
もちもち感が強い独特の麺だ。以前は、メニューに
しょうゆうどんや釜たまは無かったのだが、数年前
より麺本来の味を楽しめるメニューとして追加された。
こだわりはここにもあって、ダシ醤油は自家製だ。
このダシ醤油がむちゃくちゃ美味い。このダシ醤油で
メシが食えそうなぐらい美味い。
で、今回は、まだ食べた事のなかったカレー釜玉を
注文。
釜玉に自家製のカレー粉が降りかけてある。
醤油をかけて、ササっと混ぜるとカレーの匂いが
ふわーっと香り食欲をそそられる。
麺はカレーうどんの時とは違って、茹で時間を短目
にしているのか、程よく芯があって食べ応えがある。

皐月庵では、1日に作るうどんの量が決まっていて、
遅くに行くと麺切れ終了の場合もあるので要注意。

※写真真ん中が『カレー釜たま』、
 下が『カレーぶっかけ』


3軒目
鶴丸(大阪東成区)

本日の3軒中、唯一の新規開拓店となる。
ぶっかけうどん(1.5玉)とトッピングにかき揚げを
注文。うどんの量は、1玉、1.5玉、2玉と値段は変わ
らず。ここまでで、うどん400円+天ぷら100円=500円
これでも大阪では安い〜普通に入る。すると、
お店の人が「ごはんは?」と聞いてくる。
3軒目やし「んー・・いや、いいです。」と答えて
しまったが、なんとこれもサービスなのである
(無くなり次第終了。詳しくはメニューの裏)。
ちょっと惜しい事したかな。で、しばらくすると、
かき揚げの乗ったうどんが出てきた。1.5玉でも
結構、多いぞ。
麺は表面つるつるなストレートで、よく水で締め
られていて、きゅっと引き締まっていてなかなか
強いコシでグミグミとした触感がある。
天ぷらは揚げたてではなかったものの、かき揚げ
には多くの種類の野菜が使われていて、ダシに
漬けて食べるとサツマイモやカボチャが甘く感じ
られて美味しい。
気さくな大将がいろいろ話かけてくれ、大将は、
元々寿司職人だったそうです。



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