大阪食べ歩日記 No.8
06年10月7日、06年10月10日、06年10月12日、06年10月15日



  06年10月18日
今日は、大阪駅前ビルの中を少し散策してみました。


1軒目
たかはた(大阪北区)

梅田の大阪駅前ビルの各フードフロアにはいくつもうどん屋さんが入っていて、ここは大阪駅前第1ビルの地下2階にある。

11時15分と昼にはまだ少し早いが、すでに数人のお客さんが入っていた。

私も入って、生しょうゆうどんを注文。
セイロから玉を取り、すぐに出てきた。このあたりは、ビジネスマン仕様の為なのかな?

うどんには生卵が1つ入っている。うどんが出てくる時に「醤油辛いので気を付けて下さいね」っ言われたが、よほどかけ過ぎない限り生卵が辛さを中和してくれとほのかに甘く感じる。
麺はと言うと、手打ち麺の様で、端の太くなる部分が混ざっていたりする。小さい頃から、うどんの端っこが入っていると、なんだか嬉しくなる。
茹で置を出すことを前提としているのか、ここもやや芯がある。でも、コシが強過ぎるということもないので食べやすい。


2軒目
にしき(大阪北区)

こちらは先の"たかはた"があるビルの隣、大阪駅前第2ビルにある。
ここも近くに別の讃岐うどん屋があり、この辺も激戦区だ。

店の前の通路に面した所に、麺打ち場があり、タイミング良ければ自家製手打ち麺を見る事が出来る。

私は、生醤油うどん天ぷら入りを注文。
その後、夏期限定で冷たいカレー天ぷらうどんというポップを発見。しもた、これ気になる。

で、しばらくしてうどんが出てきた。
天ぷらは、海老と半熟玉子。うどんに醤油は既にかかっている様だ。食べてる間、醤油が薄く感じた(テーブルの上に醤油さし有り。でも、これがうどん用のかどうかは不明)。

麺は少しグミグミ系で、麺には、ほぼ3mm程の太さに切られているが、麺切り台を使用している分、若干細いのと太いのが混じっている。
海老の天ぷらは、衣がガジガジ・バリバリっとしていてなかなか美味しい。


  06年10月15日
釜たけうどんに行った後、行ってみました。

1軒目
手打ちうどん 和純(大阪天王寺区)

天王寺区役所より少し東側ある和純。ここもよく雑誌で紹介されていたりするお店だ。
お店に入って、私はカウンター席に座り、しばらくメニューと睨めっこしてカレーうどんを注文。

感覚的に10分は経ってないぐらいで、うどんが出てきた。
カレーがたっぷりかかっていて熱そう。(写真は麺を上げて撮りました)
麺は5mm程の普通〜やや太い感じ。うどんを食べてみると、温かいうどんに合わせているのか、カレーうどんに合わせているのかわからないが、麺に少し芯が残っている状態で、外側はもちもち。
カレーはコクがありじわじわと熱くなってくる様な辛さだ。食べ終わる頃には、薄っすら汗が流れていました。
また、熟カレーうどんていうのもあり、こちらは通常のカレーうどんより辛いらしい。


  06年10月12日
10月7日に天王寺より南、長居公園の辺りまで自転車で行ける事がわかった。なんか、 最近、自転車での行動範囲が一気に広がった気がする。


1軒目
讃岐うどん ゆきの(大阪東住吉区)

ゆきのに来るのは何年ぶりか、たぶん2〜3年ぐらい行ってない。 もちろん、前の西田辺町から今の山坂に移転(2006年5月)してからは初めてだ。

ゆきのは行列必至のお店で、以前、丁度私の前の人で麺が終わってしまって、 食べられなかった悔しい思い出もある。
今回私が行ったのも平日水曜日なのだが、開店時には店の前に列が出来ていた。 それぐらい、大阪では確固たる地位を築いているお店だ。

さてさて、お店に入り、天ぶっかけうどんを注文。
厨房では、大将が世話しなく動き回って、機械で伸ばして切るところから 麺の茹で・玉取り・天ぷら揚げまで1人でこなす。
見たところ、移転前より客席数は増え広くなったが、厨房設備の配置は前と 変わっていない様だ。

しばらくしてうどんが出てきた、天ぷらには海老、海苔、かぼちゃ、 茄子、大葉と豪勢に盛り付けられていて、見た目も綺麗だ。
鰹節を先に食べて写真を。

そして、うどんを一気にすする。口の中を滑る様に入っていく。 うん!やはり美味い。
麺はしなやかでつるつる、適度にもちもちしていてコシもしっかりしている。 ダシも辛過ぎず甘過ぎず丁度良い具合い。絶妙なバランスだ。
麺が柔らかめの大阪うどんに慣れ親しんでいる人でも、 コシの強いうどんを好む人でも、どちらにも受け入れられるタイプだ。
このうどん、釜玉や釜あげで食べても甘いんだろーなー。


2軒目
釜ひろ(大阪東住吉区)

ここは難波の釜たけうどんで勉強された方のお店で、JR鶴ヶ丘駅近くにある。
過去にオープン直後とオープンの約1ヶ月後ぐらいの2回来た。その時は、 まだどういううどんにするのか迷っている様な雰囲気もあったが、 3年程経ってどうなったのか。今回、それが一番気になっていたところです。 ("迷っている"と表現するのは、私がそう感じたからです。)

店に入ると、近くの人らしきお客さんが何人か入っていた。
私も座って、ちく玉天ぶっかけを注文。
しばらく待ってうどんが出てきた。

前と比べても、麺は少し細くなった気がする。食べてみると、 圧倒的にモチモチ感が増し繊細な感じになった気がする。 もちもち感が強いが、ちょうど食べ易い麺のサイズだ。

ちくわ天はひねりが入れてあり、衣はカリカリ。釜たけ譲りの 半熟玉子天の半熟具合も良い。

さて、先に"迷っている"表現したのはどうなったのか。それは “讃岐・釜たけ”で行くのか“土地柄”に合わせるのかという点。 どうやら私には、前者の良いところを持ちつつ、後者を重視する という風に折り合いが着いた・方向性が定まったんだと感じられました。


  06年10月10日
今日はお昼ご飯にちょびっと寄り道。


1軒目
讃岐うどんのやしま(大阪中央区)

堺筋本町に着いたのが14時30分のちょっと前。堺筋本町駅天下茶屋方面の ホーム真ん中ら辺の改札から出て、そのまま船場センタービル(地下2階)に入り、 北側通路をちょっと進んだ讃岐うどんのやしまがある。改札から2分とかからない。

店の前に着いた時、丁度、前看板の電気が消えたので「遅かったか…」と 思い中を覗くと、「まだ大丈夫」との事。中に入り、生醤油定食を注文。

普段、定食には炊き込みご飯かいなり寿司が付くそうなのだが、 私が行った時間は、お昼の時間帯も過ぎ閉店間際で、そのどちらも無くなっていた。
残念(代用に白ご飯)。

うどんは普通ぐらいの太さで艶々だ。携帯のカメラで撮影したので、 色が悪くそれが上手く撮れないのが残念。
薬味は別皿で出てきて、ネギ・大根おろし・酢橘。それに、すりゴマ。 すりゴマというのも珍しい気がする。
それらをうどんに乗せ、さっと醤油をかけ食べる。
大和製麺機系独特のコシよりもモチモチ感を強く感じる。 適度にモチモチ、グミグミ感があるが、口の中に残る感じは 少なく歯切れ感は良い。


  06年10月7日
夜は少し肌寒くなってき、昼間の気温も落ち着いてきたので、今日は天王寺より南の方まで行ってみました。


1軒目
うどん工房 らん(大阪東住吉区)

天王寺方面から国道25号線を八尾方面に向かい、桑津2という交差点を超た路地を入った処にあります。 国道からも路地を覗き込めばお店が見えるので、そんなに見つけにくいって程ではないかな。
入口のオブジェや壁等も木で良い雰囲気ではるが、なんか不思議な雰囲気です。
カウンター席のみのこじんまりしたお店で、厨房が見通せる。奥の部屋が製麺室になっているようで、 製麺機が置いてあるのが見える。

メニューは、生醤油やぶっかけ、釜たま等要所を押さえてあり、ちく玉天ぶっかけもあります。 私はおろし舞茸天ぶっかけを注文。

麺を茹であがりを待っている間、大将からいろいろお話を聞かせてもらったが、うどんに対する しっかりとしたビジョンをもっていて、大将のコダワリを感じました。
なんやかんや話している間に、うどんが出てきました。
やや細目の麺で、しっかり熟成された麺だ。もちもち感が強いが、かなりしっかりした麺だ。
これがダシにつかった大根おろしや鰹節と良く合って美味しい。
舞茸天は、揚げたてでサクっと香ばしい感じがするのが良い。舞茸自体が予想以上に肉厚で、 舞茸のジューシーさを感じられる。

お店を出た後で、「あー、大盛にしとけば良かったなー」と後悔。


2軒目
麺処 アヤヤ(大阪平野区)

先の"らん"を出た後、再び国道25号線を八尾方面に向かい、平野馬場or警察署前交差点まで 直進しないといけないところを、全杭という交差点で今里筋に曲がってしまって。 平野方面に向かわないかんのが、どうも長居公園・針中野駅まで行ってしまった。

散々迷って1時間後にようやく着いたお店は、パステル調の看板のアヤヤというお店。 店名に「?」と思いながらお店に入ってみました。

メニューを見て、一瞬どれがうどんのメニューなのか解らんかったが「あなご(冷)」を注文。

うどんが出てきて、驚いたのはあなご天ぷらのサイズ。あなごの天ぷらは大きくなかなか 食べごたえがある。衣はカリっとしていて、身はふわふわしていて美味しい。
麺は、普通ぐらいの太さ(4mmはなかったかな)の麺で、もちもち感・ぐみぐみ感は 少ない歯切れの良いタイプの麺。しっかり冷水で冷やされていて、やや固い感じのコシが出ている。
ダシはやや辛い目だが、天ぷらを浸けて食べるにはもってこいか。


3軒目
饂飩馳走 春菜(大阪中央区)

先程随分道に迷ったせいで、お店に着いたのは13時半ぐらいになっていた。
活気のある接客が印象的。

席に座って、暫く何を注文しようか迷ったが、思いきって旬菜海鮮かき揚げぶっかけを注文。
麺は注文あってから茹でるのか暫くかかる様子。まぁ、これは望むところ。
うどんが出てくるまで、店内をキョロキョロ見回していたら、紐の様なものが 壁に幾つも掛けられているのに気づいた。壁の下に札が立てられているのを見つけたが、 その札は見ていないので、実際何なのか解りませんが、おそらく"うどん"?

そんなこんなで、しばらくすると、うどんが出てきた。
かき揚げはなかなかの大きさだ。別皿に乗って出てきたが、どこから食べていいのか迷う大きさ。 柚塩と一緒に出てきて、うどんに乗せても、そのまま食べても良いとの事。 塩にサッと付けてかじりつくと、海鮮の具として海老・貝柱・タコのぶつ切りが各2つずつ ぐらい出てきました。かき揚げ自体、ふわっと揚げられていて美味しい。
うどんも目を瞠るものがある。ダシをサッかけズズーっと食べてみると、これは美味い。 かなりもちもちした触感で少しグミっとした感じもある。 表面が凄くツルツルしていて、とても舌触りが良い。

夜の営業もしているので、夕飯に行ってみようかなぁと考えてしまいます。


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