中国・四国食べ歩日記 No.2
09年02月25日、09年02月21日、09年02月14日、09年02月11日



  09年02月25日
ちょっとしっかり食べたい時には、こういうのもアリやね!



1軒目
手打ちうどん 太閤 (広島市南区)

広島県立病院の目の前にある""手打うどん 太閤"。
こちらのお店では、大阪でもお馴染みのあのメニュー
が名物という事。太閤特選おじやうどん!数種類ある
"おじやうどん"の中でも、やっぱり広島にいるんやから
『かきおじやうどん(880円)』でしょ!
普段なら絶対『ざるうどん』って言ってるところを、オイス
ターな魅力に惹かれて『かきおじやうどん』を注文です。

注文して約5分、鉄鍋が運ばれてきました。
とじられた卵のふんわり感と、緑の葱が色鮮やかで良
いね。こちらのお店も、麺は平打ち。広島は細麺とか
平打ちが結構ありますね・・。何かそういうベースとなる
うどん文化があるのかな・・?(呉うどんが細麺らしい)

それはそうと、ゴロッと大粒な牡蠣が4個。ウマー!!
プリプリやし、中はとろける様にクリーミーで牡蠣と味噌
ダシとも良く合ってます。で、やっぱり"おじやうどんなの
で、"あっさり味噌仕立てで、サラッとした汁と麺の下に
ご飯が沈んでいる。

最初に食べ始めた時には、ダシにあまりトロみが付い
ておらず、平打ち麺がサラッとしたダシを絡め連れて来
る。麺が無くなる頃にはダシに軽いトロみが付いて、底
に沈んでいたご飯が良い具合におじやっぽくなっている
んです。
う〜ん、キムチおじやうどんも美味しそうだ〜。


  09年02月21日
1週間たったら、またしてもフラフラ〜。
今日は、ちょっと気になるお店に遠出してみました。



1軒目
地粉うどん店 わだち草 (広島市安佐北区)

広島駅から芸備線に乗って、玖村という駅で下車。
玖村・・・何て読むんだ!?ってか、うどん屋が無けれ
ば一生下車する事がないかもしれない駅だ・・・。

駅から7〜8分。都会の喧騒を離れ、ちょっぴり喉かな
所にある"地粉うどん店 わだち草"。店内は昔ながらの
家といった雰囲気があり、場所柄・お店のコンセプトに
合っている。しかもお茶が美味いのが期待度UPです。

メニューには使用している素材等が明記されており、麺
は自家栽培の小麦"ふくさやか"と群馬産の農林61号
を混ぜているらしい。
そんな麺を楽しむ為に、ざる系を注文する事に。その
中でも気になったのが『くるみだれざるうどん(700円)』。

10分ちょいぐらい待って、運ばれてきたうどんは綺麗に
盛ってあります。3番目の写真が気になるくるみダレ。
とりあえず、まずダシだけを一口。
何コレ!ウマー!くるみだれウマー!!胡桃の脂分か
らなのか、とてもダシに柔らかさがあり香りも良いし、香
ばしい味わい。これは久々に私の中で大ヒットです。
麺はきし麺の様に平たく、長さは40cm程で揃っていま
す。そして何より小麦の風味が高く、良い風味が口の
中に広がってくれます。ムニムニとしたグミ感あるコシ
で、麺が平打ちな分グミグミ感を強く感じ過ぎずに歯切
れ感も良く口の中で麺が踊ります。
麺が平たい形状なのは、グミグミさせ過ぎず、程良い
歯切れ感を出す為なのかな?そんな麺に、くるみだれ
が良く絡み合って美味いんです。

これはもう1杯ぐらい食べたくなってくるね。って事で、
『かけうどん(580円)』を追加。
運ばれてくるのと同時に、ダシの良い香りが漂います。
まずダシを飲んでみると、しっかりしたコクがあって美
味いね〜。麺は絞まった冷たいざるの麺とは変わっ
て、ふわっとモチモチ。ダシがしっかりしている分、これ
は太麺(普通サイズの麺)で食べみたかったな。



2軒目
小町うどん (広島市中区)

中電前からひとつ東、広島市役所・中区役所の裏通り
にある"小町うどん"。
なんとなく、雰囲気的には昔からある地元密着型の一
般店の様な感じではあるが、実はお手軽なセルフ店。

店に入ったのが1時30分ちょい前。14時までのお店
で、この時間帯は・・・と思ってみたが入ってみた。
大将「いらっしゃいませ!もう、ご飯物とか残って無い
んですが良いですか?」と。確かにご飯物は全く無く、
天ぷら類も2〜3種類しか残っていなかった。
メニューをサッと眺めると、一番下の方に『ひやひやう
どん』を発見。迷わず『ひやひやうどん・中(346円)』を注
文し、天ぷらは・・・『茄子天(80円)』を取る事に。
しかしながら、こちらのお店、天ぷら取る用のトングや
箸が置いてありません。「割り箸で取って下さい。」との
事。

至極スタンダードっぽい讃岐うどんって感じがします。
ダシもほんのり甘味のあるイリコに昆布が効いており、
塩味も丁度良い具合。ガツンとくる特徴的なインパクト
は無いものの、ダシのバランスが良くて美味しい。
麺はやや標準よてりも細目な麺ですが、シュッとキレの
あるコシが良い感じなのですが、どことなく柔らかい優
しさを感じる麺。そして、軽いグミ感とプリプリとした
弾ける食感が秀逸。
ダシと合わせても、麺が勝ちすぎたり・ダシが勝ちすぎ
たりしておらず、双方のバランス均衡が丁度取れた具
合だと思います。


  09年02月14日
週末はふわふわフラフラ〜。って、あれ?今日は・・・?



1軒目
手打うどん たかもり (広島市中区)

"こむぎ"があって"北夢"があって、広島市役所の東側
界隈はなかなか饂飩に明るい地域やな。
そんでもって、この界隈で1番有名なのが2号線沿いの
"たかもり"といううどん屋らしい。
営業時間は11時15分〜14時までのお昼に絞った営業
スタイル。お店前の入口右側の窓から、大将が生地を
伸ばし切る様子が伺えます。

セルフ形式のシステムで、入り口付近のカウンターから
奥に向かって、うどん注文→トッピング→お会計→ダシ
注ぐという流れ。メニューは『温かい』のと『冷たい』の
大・中・小と至ってシンプル。

私は勿論『冷たいうどん・中(310円)』。トッピングは・・、
コロッケは無かったので、とりあえずまたしても『ちくわ
天(90円)』を取ってみた。
温かいダシをかけて"ひやあつ"にして頂きます。

こいつは予想外。細目な麺です。雰囲気的に、もっとス
タンダードなうどんやと思ってた。
色白で細身な麺は、軽い捻れ具合と、キュッと良いエッ
ジの立ちっぷり。軽い伸縮性があり、しっかりしたグミ
感のなかなか力強いコシがあります。細身と言えど、手
打ち手切り(スライド包丁)なので多少太さはまばら。平
たいのもあれば細いの太目なのも、そこに食感の差が
生まれます。
でも、中でもちょっと量は少な目やな。



2軒目
剛麺 (広島市中区)

やっぱりこの界隈はなかなかうどん屋の宝庫・激戦区。
程良い距離を置いてお店が点在しております。で、続
いて行ってみたのは"たかもり"より北側"北夢"の北西
側にあり、じぞう通りからちょっと入りこんだ場所にある
「剛麺」と言うお店です。剛麺好きの私にはちょっぴりワ
クワクの名前です。
結構奥行きのある店内は客席数もあるし、きっとお昼
時にはカウンター前にズラーッとお客さんが並ぶのでし
ょう。
まずはトッピングコーナーで『鳥唐(100円)』を取ってみ
ました。これがなかなかの大きさ。"いわしや"のとり天
よりほんのちょっと大きいぐらいかな。
そしてカウンターで『ぶっかけうどん(300円)』を注文。

麺の表面からグッと歯を押し返す張りがありつつ、内側
はムギュッとしたなかなか麺密度の高さを伺わせる歯
応えがあります。
でも、この麺の本質はグミ系麺にあるのかなぁ・・・?グ
ミ系やけど麺密度もあるので、あまりグミグミした印象
を受けない感じ。
店名から、バキーッとくる様な麺かと想像していただけ
に、イメージとの差に若干「あれっ?」という印象を受け
たが、剛麺と言うだけあって結構しっかりした麺だ。
鳥唐は、衣の中はギッチリ鶏肉が詰まってるという訳で
もなかったが、バリバリした衣が良い感じです。ただ、
天ぷらが冷えていたので、ジューシーさが失われ、鶏
肉も固くなっていたのが残念でした。
次は、開店直後に飛び込んで揚げたてを狙ってみよ。



3軒目
西田家 (広島市中区)

銀山町電停から稲荷橋方面に歩いて、稲荷橋西の交
差点を北へ上がった所。エリザベト音大の南東側にあ
ります、昼はセルフ形式のうどん屋で、夜は居酒屋とい
う営業形式の西田家。夜はうどん無いんやろか・・?

丁度お昼時になり、店内はサラリーマンで一杯になって
います。私はカウンター越しに『牛肉ぶっかけうどん
(480円)』を注文すると、丁度ストックが無くなった様で
「少しお待ち下さい。」との事。ラッキー。

そうして、3分ぐらい待ったところで「牛肉ぶっかけの方」
と呼ばれたので、うどんを受け取ります。
"小"やと器も小さめながら量もちょっと少な目やな・・、
というより、香川サイズ。
プルプルの温玉に、ねばねばオクラ、甘辛く炊かれた
肉。そこに刻み海苔がパラパラ〜っと。なんだか、スタ
ミナ満点のメニューという感じ。

茹でたて締めたての麺を箸で持ち上げると、太目でず
っしりした重量感が伝わってきます。これがまた、なか
なか良い感じの麺なんです。茹でてる間に多少削れた
のか、麺の角はビシッとは立っておらず。それでも、エ
ッジ立った跡の窪みはしっかり出ています。
早速、ズズズ!っと頂きますと、プリっとモチモチ!
見た目通り"繊細なタイプ"ではなく"豪快さ"のある麺
は、表面からグッと力強い歯応えがあり、程良い歯切
れの良さと、適度なモチモチ感を兼ね備えている。
そしてまた、甘辛く炊かれた肉の味と温玉の甘味が、
ダシと良くマッチしていて麺との絡みも抜群です!



4軒目
本格手打ち讃岐 乃きや 弐の店 (広島市中区)

西田屋より北にちょっと行ったRoyal Hostの下にあるの
が、的場電停前にある乃きやの2号店である弐の店。
なんか、「弐の店」って表現がかっこええなぁ。

弐の店の方が店内がやや広く明るい雰囲気なので、家
族連れに人気がありそううですな。

壱の店では『冷や冷やうどん』を食べたので、今回はガ
ッツリと『天ぷらぶっかけ(690円)』を注文してみます。
お昼を少し回っても、まだまだお客さんが一杯で、うど
んが運ばれてくるまで、しばし待ち時間が発生。3軒食
べてきたお腹を落ち着ける良い間がとれました。

うどんが運ばれてきますと、綺麗に盛り付けられた様
が関西チックなクオリティーを感じさせてくれます。
さつまいも2枚・ピーマン・かぼちゃ・大葉に、器からニョ
キッと突き出した海老天が豪勢です。
しっかり熟成を伺わさせる麺線もシュッと良い具合。
麺のもっちり感グミ感のバランスが良く、グッと歯を押し
返してくる良い具合のコシ強い麺してます。

これまで広島のお店も何軒か行ったけど全体的に香川
寄りなお店が多い中、今のところ一番大阪の様に丼の
中身全体で"見せる"点を兼ね備えた総合的なレベル
の高さがあるお店です。


  09年02月11日
広島に来て、1週間と半分が経過しました。
地図と住所をにらめっこしながら、徐々に行動範囲を広げます。



1軒目
手打めん工房 北夢 (広島市中区)

先日、記事に書いた"こむぎ"から東千田公園を北に抜
けて、ちょっと行った竹屋町3番の交差点を東に入った
所にある"めん工房 北夢(きたむ)"。

店に入って迷わず『ぶっかけうどん(480円)』を注文した
後に気づいたのだが、ぶっかけうどんの横には「特製し
ょうゆをぶっかけて」という一文が・・・?。
醤油?ぶっかけ?ぶっかけうどんに醤油をかけるの?
じゃぁ、"醤油うどん"って事?そうこうしている内に、湯
がきたてのうどんが運ばれてきました。

麺の上には、かいわれ・大根おろし・生姜・わかめ・天
かす・葱・鰹節に卵黄。ぶっかけダシはかかっておら
ず、一緒に小ビンに入った醤油が持ってこられます。

具の下から覗く、ツヤツヤと綺麗な麺線。スッと麺を持
ち上げるとどうよコレ。シュッとしたエッジの鋭い麺。
ウマッ!まるでイカの刺身・イカそーめんの様な、固い
というより張りが強いという感じで、麺の表面から歯の
進入を拒む様な食感を持っている。
食べながらにして思うと"ぶっかけうどん"とは言え、醤
油になったのは若干変な感じもするけれど、麺の風味
等がストレートに感じられて、これはこれで良かったの
かもしれない。
これなら醤油のタイミングを自分で決めれるからねぇ。
(普通のぶっかけうどんでも、ダシが別やったら↑と同じやけどね)



2軒目
釜八 八丁堀店 (広島市中区)

北夢で食べた後に、さらに北上しフジグラン広島店の
近くにある"優吉"というお店を探しに行ってみたが・・。
富士家って屋号に変わってる。さらに、さらに閉店・・。
途方に暮れてる訳にもいかんので、別なお店に向かう
事に。

八丁堀の近くにある、釜八 八丁堀店へ。
名前の雰囲気からして、一般店形式のお店かなって思
ってたら、結構ライトな感じのセルフ店でした。

まずはうどんの注文から。
迷いに迷って『生醤油うどん(320円)』を注文し、『ちくわ
天(90円)』をトッピング。最近、ちくわ天率高いな・・・。
最近のちくわ天率を振り返れば、私にとっては少し違
和感ある状態じだ・・。

お会計を済まして奥の席へ進み、ズズズ〜っと!
ムニムニとした軽いグミ系の麺は、優しい目のコシ。あ
まりコシが強くないのは、老若男女問わず受け入れら
れる様にとの事なのかな?
ちくわ天は、揚げてから時間が経っていたのか、しっと
りしていて、残念ながら揚げたてのサクサク感はあまり
無かったけれど、青海苔たっぷりで磯の雰囲気を味わ
える一本でした。


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