中国・四国食べ歩日記 No.3
09年03月14日、09年03月11日、09年03月01日、09年02月28日、



  09年03月14日
またしても、横川界隈を散策です!



1軒目
讃岐うどん うどんや (広島市西区)

横川駅から1つ南東の区画にある、"うどんや"というシ
ンプルな店名のお店。いつオープンしたお店かは解ら
ないが、店前の暖簾?の色褪せ具合が良い感じ。店
内は結構広々く、所々お手製感が漂っています。

カウンターで『ぶっかけうどん(350円)』を注文すると、大
将がささっと麺を器に盛って渡してくれます。そこに、大
き目の『ゲソ天』をトッピング。
たっぷりとかかった鰹節に、レモンと葱。
入り口付近の壁際の席に運んで、いただきまーす。

少し麺肌が荒れてるような感じがするけど、若干オー
バーボイル気味なのかエッジが削れ角が丸みを帯びて
いる。そして、そこに絡み付く鰹節がザラッと私個人的
にはそれが麺のツルっと感を邪魔をしてくるので不要
かな・・・。
食べてみると、とても軽い口当たりでフワッとした弱い
モッチリ感のある麺だ。時間が経っているんかな・・?
固さもコシもあまり無く、麺からは"讃岐"って感はあま
り感じられなかった。
ぶっかけダシは甘みが勝ち気味やけど、しっとりと大人
しい味わいのダシ。

やっぱり、広島の人は強いコシや固コシ麺はお好きじ
ゃないのかな?呉うどんってのは細麺らしいし。。そう
いう地域性なのかな?




2軒目
さぬきうどん 郷や 十日市店 (広島市中区)

横川の"うどんや"からトコトコ歩いて十日市にあるセル
フうどんの"郷や"へ。"郷や"は、市内に3店舗ある広
島のセルフ式の讃岐うどん屋さん。

少し歩いてポカポカしてきてたので『冷やしかけうどん』
を注文してみたけれど、残念ながら夏期限定でNG・・。
そら3月中とはいえ、まだ寒い日もあるし注文する人な
んてそんなにおらんわな・・。って事で、これならあるだ
ろうと『冷やぶっかけうどん・中(320円)』を注文。

そして、なんとなくトッピングはスルーしとこうかと先のレ
ジに向かおうとしたら、驚きの天ぷらが目に止まったの
で、ちょいと戻って皿を取って、またもや『げそ天(120
円)』を取ってしまった。
げそ天をうどんに、ドーンと乗っけて〜!
なんか、良いねぇこのビジュアル。大きさもさる事なが
ら、グワーッと手(足?)を広げた様な揚がりっぷりがなん
か良いね。

ダシにイリコが使われているのかな?麺をズズッと食
べると、ほのかにイリコっぽい風味を感じる。でも、イリ
コかどうかはっきりとは解んなかった。少なくとも何かし
らの奥深さがある様に思えた。
キュッと絞まった麺はあまり伸縮性はなかったけれど、
しっかりしたグミグミのコシで美味いね。久し振りに広
島の地域性の中でヤワヤワではなく、グミ感の柔らか
いのにコシがあるタイプの麺を食べた気がします。



3軒目
こんぴらうどん 又兵衛 (広島市中区)

横川から十日市を経由し、紙屋町方面に向かいます。
なぜそう思ったのかは解らないが、なんとなく"ありそう
な"気がして。平和大通りから1本北側の通りを紙屋町
方面に歩いてみると・・うどん屋発見!
"こんぴらうどん"っちゅーだけあって、やっぱり讃岐系
かな?でも"細切りざるうどん"てノボリも気になる・・・。

ドアを開け中に入ると、店の前の静けさからは想像で
きんかったぐらいお客さんが一杯でした。
奥のテーブル席に座り『ざるうどん(550円)』を注文。
5分ぐらいして運ばれてきました。

純白な麺は標準的な太さぐらいで、とても瑞々しさがあ
りスラーッとスマートな麺肌には綺麗にエッジが出てい
ます!
「これは!」と思い、ずずっと食べてみると・・・「ん!・・・
ん?」。
見た目から想像していた、しっかりとしたコシの麺とは
違った。コシはとても軽目で、フンワリした口当たり。
もっちりと粘強さはあるけど、それと同時に程良い歯切
れ感もある。非常に"優しい麺"と言うイメージ。
ダシは甘めながらも、キリッとしっかりした味わい。 ポワンとした淡泊な麺なだけに、こういうダシだからこそ味
が引き締まっています。


  09年03月11日
広島一と噂のお店へ!



1軒目
手打ちうどん とく一 (広島市中区)

今、広島でNo.1のうどん屋として呼び声高いのが、こ
こ"とく一"という話を聞く。なんせKing of 讃岐うどん
"山越"で修行された方のお店だそうだ。

15時頃にお店に到着したのだが、この時間でも何人も
のお客さんが入っていて、後からもやってきています。
きっと、休日の開店時間とかお昼時は凄い行列になっ
てるんだろうなぁ〜。
って事で『生醤油うどん(470円)』と『かけうどん(400円)』
を注文です。かけはもちろん"ひやあつ"で。
麺は基本的に茹でたて提供なので、嬉しい待ち時間が
発生します。カウンター越しに厨房の様子を眺めワクワ
クしながら待つこと約15分。

まずは、『生醤油うどん』から。
器はえらく小さ目ですが、量はなかなか。香川サイズの
1玉より多いぐらい。基本的に薬味不要な私にとって、
葱の多いのが私にはちょっと・・・。「薬味抜いて」って言
えば良かったな。
ズズズっと頂いてみますと・・。うは〜。バッキバキ!
芯残しの茹で加減で、ゴツゴツっとしたハードな食感が
凄まじい。タイプとしては山越とも異なり、かなり固コシ
系の硬いと感じる噛み応えある剛麺。
同系を探すなら、上戸うどんに近い感じかな。上戸うど
んにはもう長い事行ってないので記憶も薄れ気味だけ
ど、私に残っている麺の感覚に近い。

続いて『かけうどん(ひやあつ)』・・・写真撮り忘れたー!
ダシはイリコじゃなかったね。でも、スタンダードな関西
風という辺りとも違う、少し不思議な感じがしました。麺
は、冷より温で食べる方が丁度良い具合かな。プリプリ
感があり程よくガッシリした麺は美味美味です。


  09年03月01日
今日は、横川方面を少し散策してみました!



1軒目
斗斗家 (広島市西区)

今日は横川駅界隈を散策です。
横川駅前の東に伸びる商店街を抜け、星の道を少し
入った所にある"斗斗家"へ。

斗斗家という名前のお店が近い範囲に2軒あり、片方
は串揚げ・居酒屋。その間に1軒ラーメン屋を挟んで
もう片方がそば・うどんのお店になっています。

さーて、何を食べようかな。
『なっとろうどん(950円)』ってのも気になるなぁ〜、でも
名前から想像する割りにはなかなかのお値段かと・・。
久しぶりに散々迷った挙げ句、普通に『ぶっかけうどん
(600円)』を注文です。

注文して直ぐには出てこない事にホッとしつつも、5分ぐ
らいで運ばれてきました。
ありゃ?ここもやや平た目やけど細麺か。

しっかり丁寧に冷水で締められているが、麺はもっちり
とした粘り強いコシがあり、この手の麺に多い鋭さは無
い優しいタイプのうどんだ。ダシは意外とスッキリしてお
り、全体的にとてもサッパリ。
やっぱり、広島もあまり厳つい感じの緬は、あまり受け
入れられ難い風土なのかな?それが関西ではモッチ
リ・グミ感のある長熟成系の麺を進展させ、広島では
細さに向かったのかな?そんな気がします。



2軒目
いってつ (広島市西区)

斗斗家を出てから、次のお店までは20秒。
斜め向かいぐらいにある"いってつ"というお店。
何かちょっぴり不思議な雰囲気のあるお店ですな。お
店の雰囲気から、なんとなくそのお店がどんな感じなの
か感じられたりするのですが、それが全くわかんねぇ。

『三色ざる(550円)』ってのは、麺か具か何が三色なの
か気にはなりますが、やっぱり今日は普通に『ぶっかけ
うどん・冷(500円)』を注文。
しばらくして、厨房から「えっ?冷たいの?」なんて声が
聞こえたりしながら、うどんが運ばれてきました。

こっちは普通ぐらいの麺の太さやね。
麺の上には、鰹節・大根おろし・天かす、それに真ん中
に種の抜かれた梅干し。
麺にエッジは出ているのだが、結構肌荒れしちゃってま
す・・。早速食べて見ると・・・、何か不思議な感覚に襲
われます。 甘っ!!!!

ダシの味をペロッと確かめてみると、やっぱり甘い。
以前乃きやで食べた『冷や冷やうどん』も"甘い"という
感想を持ったが、あれはダシの素材からくる甘さだった
が、それとは違うタイプの甘さ。
麺に歯応えはあるが、グミ感・モッチリ感・粘り感のコシ
って言うより、麺の詰まり具合で食感が出てる感じ。ど
う表現すれば良いのかよく解らない不思議な感じ。なん
だろう・・・?そこへ絡む甘味あるダシ。ある意味、この
手のダシは突き詰めて行けば何か面白い物になれる
かもしれない。そんな新境地の一杯でした。



3軒目
手打ちうどん 栗広屋 (広島市西区)

横川駅から広島駅方面へ向かう途中の道で『自家製
麺』の文字を発見〜!

外から見ても、中で食べている人の為の物なのでしょう
けど、中を隠す様に窓に張られた白いの。ちょっと入り
難さがあります。
でも、まぁ"自家製麺"という一言に期待しながら、
ふら〜っと立ち寄ってみました。お店に入ると、直ぐ目
の前におでんが置かれています。

今日はまだ揚げ物を食べてないし、『冷やしかき揚げ
ぶっかけ(650円)』にしましょうか。
そして、しばらくして運ばれてきたうどんばこんな感じ。

てっきりかき揚げは乗ってくるのかと思いきや、シンプ
ルなうどんと、拳大より一回小さいぐらいのかき揚げが
2つ。

やや平た目の長方形で白の強い色合いが強い麺で、
麺肌が荒れてはいたが、フワッとした口当たりで、粘り
あるモッチリした微コシ。
かき揚げは揚げたて。玉葱メインでごぼう・人参・ピー
マン・大葉が入っており、大葉の風味がとても良い感
じ。やっぱりかき揚げに春菊とか大葉とかちょっと癖の
ある野菜が入ると好きかも。


  09年02月28日
ちょびっと海を渡ってみました!!



1軒目
きよもりうどん (廿日市市宮島)

海を渡って宮島に行ってみました!
って事でまず行ってみたのは、船の乗り場から厳島神
社に向かって海沿いに進んだ所にある"きよもりうど
ん"。オープンは2005年の7月頃らしい。

店の入り口横には宮島のお土産の定番"しゃもじ"に、
ここの名物『あさりうどん』の文字が書かれています。
メニュー表に書かれていたのですが、"あさりうどん"は
こちらのお店の商標登録メニューの様です。
普通に冷たいうどんを食べようかと思ったが、折角ここ
まで来たんやし、次はいつ来れるかわからんし。名物
の『あさりうどん(700円)』いっときますか。

注文し5分ぐらい待ったところで運ばれてきました。「こ
れは、あさり汁では!?」と思うぐらいあさりが沢山入っ
ていて、透明感あるダシの中で麺が全く見えません。
あさりをちょっと横にズラして、底の方からようやく麺を
発見。早速頂いてみると、これがまたあさりの良い風味
がたまりませんな!
麺も温の状態でもしっかりしており、箸で持ち上げてプ
ツプツ切れる様なヤワではなかった。ただ、厨房の奥
で、チラッとプラの蒸篭の中にある麺があるのが見え
たので、麺はタイミング次第なのかもしれない。

あさりが食べても食べても、なかなかなくならない(笑)。
一体、全部で何個入っていたんだ!?と思い、殻を数
えなおしてみると・・・、全部で、36個!!!
価格を考えると観光地仕様なのか、広島で感じる価格
帯よりはちょっと上にある様な気がしますが、この数と
いい、これはいい感じに満足感がある一杯でした。



2軒目
手打うどん しな川 (廿日市市宮島)

道の両サイドにお土産物屋さんが並ぶ通りにある、
手打うどんのお店が"しな川"。(きよもりうどんの裏側
の通り)
店前から入り口の横に、スライド式の麺切りカッターが
置いてあるのが見えるけど使っておられない様子。

11時にお店が開店し入ってみると、厨房の奥に生地を
伸ばすローラーが見える。外から見た時には気づかな
かったが。店前から見えていた麺切りカッターの置いて
ある所は狭かったな。昔はそこで作っていたけど、ロー
ラー等の導入で使わない様に改築したのかな?

さて、何を食べようか。
牡蠣はさっき焼き牡蠣食べたし、温かいうどんも食べ
たから、こっちでは冷たい麺にしておこうかな。って事
で、『ざるうどん(700円)』を注文。
やっぱり、観光地価格って感じがします。

つけダシは甘目なのかな?薬味に山葵が付いてきて
います。
麺にはすこしヌメりがあって、とても瑞々しさがありま
す。淡泊な味わいでコシは軽目。噛みきる時に軽い
もっちり感があります。
やっぱりダシは甘味があって、キリッとしています。
麺がちょっと弱い印象なだけに、キリッとしたダシとの
合性はまぁまぁ合っています。



3軒目
丸亀製麺 宮島口店 (廿日市市宮島)

さて、船で宮島口に戻ります。
丸亀製麺といえば、関西圏でもあまり賑やかな地域に
は少ないですが、すこし郊外の方行けば何店舗もあり
ますし、なかなかのうどんを食べさせてくれます。
といっても、私が過去に行った事あるのは、中百舌鳥
にあるコーナンの所だけですが・・。

この日は、13時過ぎても行列しておりました。うどんの
注文コーナーから、厨房の茹で釜の横側を回って、入
り口のドアの所まで。入り口入った正面辺りに、日本製
粉の"○特 大黒"の袋が積み上げられていました。

で、私は『ぶっかけうどん(280円)』を注文。それに、大
きくて目をひいた『野菜かき揚げ(130円)』をトッピング。
かき揚げは厚さがあってちょっと食べにくいけど、この
大きさはインパクトがあって良いですなぁ。ある意味、
目玉・名物商品ですな。

麺はやや太目でずっしりとしつつも、軽いモッチリ感が
あり中心に向かうにつれ、グッと力強い噛み応えのあ
る麺があります。ほのかに麺に小麦の甘さというか風
味があります。
"大型セルフ店と侮るなかれ"という印象を感じます。
かきあげは大きいがほとんどが玉葱で、サックリ軽い
食感になっている、ときおり人参・さつまいも・葱がでて
くると、なんか嬉しい気分になってきます。程良い甘味
あるぶっかけダシが、麺は勿論、天ぷらにも良く合って
いて美味しいねぇ。



4軒目
さぬき ぶっかけ亭 (廿日市市宮島)

宮島口から宮島競艇場の前を通り、2号線を広島市
方面に向かいます。本場開催中なら、少し見て遊んで
お腹の調子を落ち着けてから・・・と思っていましたが、
素通りして、阿品にあるフジグランで一休み。

フジグラン中を見てまわると、2階フードコートに"さぬき
ぶっかけ亭"といううどん屋さんを発見。
お昼は完全に過ぎていて、フードコート内は疎らな人。

う〜ん・・・、厨房中央には白い大きな箱が置いてありま
すな・・。あれは冷凍庫だろうなぁ・・・・。
あんだけ巨大な冷凍庫を置いてあるって事は、それだ
け冷凍しておかなあかん物があるって事。それに気付
いたこの印象はあまりポジティブなものではないが、と
りあえず物は試し『ぶっかけうどん(310円)』を注文。

やっぱり、麺はプニプニ感の強い冷凍麺でした。
ダシは昆布風味の強い、やや甘め。
まぁ、冷凍麺も一長一短ですよね。
自家製麺のお店の様に個々の個性は無いものの、
極端なハズレを引く事も無いし。まぁ、お店で冷凍麺を
出される事自体がハズレだとする方もいらっしゃいます
が・・・。
やっぱり、一長一短ですね。


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