食べ歩日記 No.12
09年06月09日、09年05月21日、09年05月13日、09年05月11日



  09年06月09日
マリンライナーでふらふら〜。


1軒目
本格手打うどん おか泉 (宇多津町)

ひっさしぶりに、宇多津の超人気店"おか泉"に行って
みました。第3回讃岐饂飩巡礼88ヶ所の後に1回行って
るんやけどそれでも何年ぶりだ・・・?
お店に着いたのは11時丁度ぐらい。平日ともあって、ま
だ行列は出来ていない。でも、店前駐車場は車一杯や
し、店内もほぼ満席状態。これからお昼の時間に向け
て、行列が出来てくるんだろうなぁ。

さてさて、今日は何食べましょっか〜。
今日は『ぶっかけ天ぷら(767円)』を注文。なぜ、"ぶっ
かけ天ぷら"は「天ぷらぶっかけ」じゃないのかな??
価格だけを見ると、香川ではお高目なところですが、見
た目の印象や丁寧な盛り付けを見ると、商品として器
の中での完成された感がある。
そして、この麺のクオリティー。
ビシッとしていて、引っ張ればニューっと伸びるしなや
かな弾力性。食べればバシーッと力強いコシ。麺から
感じるささやかな小麦の風味。美味いんじゃー!
刺々しさなくとても丸い口当たりのダシからやんわりと
感じるイリコ。もうちょっとぐらい、イリコの主張がある方
が私は好きやけれど、このダシが、麺に負けないぐら
いしっかりしている。

安くて美味いのに越したことはないけれど、700・800円
って価格帯でも、それに見合って"価格≦クオリティー"
ならば、 ちゃんとお客さんは来てくれる。そう思える1軒です。


2軒目
うぶしな (宇多津町)

お店を発見した時、久々に「あっ!ここか!こんなとこ
に!」と思える1軒でした。
宇夫階神社横の細ーい通路にある"うぶしな"。
こりゃー、ここにうどん屋があるって知って来ないと、偶
然には来ないやろう。

しかしながら、ドアからお店の中を覗くと・・・・・。
スーツ姿・ツナギを着たサラリーマンに、エプロン姿の
おばちゃんや老夫婦まで多彩なお客さんが入ってい
て、一瞬「こんなとこで、なんで!?」と思ってしまう。

奥のカウンターの所で、私は『ぶっかけうどん(300円)』
と、見るからに固めな衣でガジガジっとしていそうな
『ちくわ天(80円)』をトッピング。

平たく長方形のややきし麺状の薄いムニムニっとした
麺。弾力感やモッチリ感は少ないが、どちらかといえば
モッチリ系がこの麺の特性の様に思う。
コシもそんなに強くはないが、優しくしなやかでスルスル
と喉を通って胃に入っていきそうな滑らかさがありま
す。

ちくわ天。予想通りというか、ええ感じに衣がガジガジ
なんです。外側は噛むとスナック菓子の様にガリッと良
い音のするガリガリバリバリの衣で、中はモッチリとし
た縦割りの竹輪。


3軒目
讃岐の味 塩がま屋 (宇多津町)

"うぶしな"を出た後、宇多津駅前にある"塩がま屋"へ
行ってみました。
まだ学生時代に、宇多津駅前にお店が出来てるのは
見て知っていましたが、ようやく初めて行く事ができまし
た。

6月3日〜6月8日までのそごう神戸店での「ふるさと四
国の物産展」に、坂出の日の出製麺所と共に出店して
いた様です。
日の出製麺所が茶屋出店みたいやし、塩がま屋は販
売だけだったのかな?ですが、そこで名前を見られた
関西うどんファンの方もいらっしゃるのではないでしょう
か。

店内は広く落ち着いた照明で、とてもゆったりとした雰
囲気があります。メニューをチラチラ〜っと見て、『生醤
油うどん(420円・税込)』を注文してみました。
5分ぐらいでしょうか、私がお店に入った時にはお客さ
ん0だったのに、うどんが運ばれてくるまでの間にお客
さんが6人ぐらいに増えました。

やや太めのズッシリした麺は、見るからにしっかりした
感じを受けます。麺肌もなめらかで、見た感じのゴツさ
りはツルツルとした口当たりが良い具合。
麺の風味としては淡白な気がするけれど、程よい伸縮
感のある麺は、噛むとギュッと歯が通る抵抗を十分に
感じる事ができます。


4軒目
さか枝製麺所 宇多津店 (宇多津町)

2年ぐらい前だったか、高松の有名セルフ店"さか枝"
が支店を出したってのを聞いた時にはビックリしました
が、行ってみてさらにビックリ。
高松のさか枝の雰囲気を想像していたら大違い。
「普通に四国医療専門学校の学食じゃん。」って感じが
します。100席は優に超える広〜い店内に、白衣姿の
人、お弁当を広げている女性、お昼を食べにきた近所
の人らしき人。なんか、不思議な空間です。

時間は丁度お昼のピーク付近になっており、うどんを注
文するカウンターの行列に並び「『かけ・小(180円)』、麺
そのままで」と注文。トッピングコーナーで『コロッケ(80
円)』を小皿に取って、とお会計を済まして席へ。

高松の方が量が多げな気がするんやけど・・・・丼が違
うからそう見えるだけなのかな?
水で締められた麺にダシがかかってから、食べるまで
空席を探すのに時間がかかったせいもあってか、1月
末に高松で食べた麺よりフックラとモッチリ感が強い気
がします。
ダシも高松とは違うんかなぁ・・?これも記憶の中の高
松との印象を比べる形になるけれど、高松の方がもっ
とバーンとイリコな感じで「うまい!」って印象なのです
が、こちらはどちらかと言えば、バランスの良い「おいし
い!」という感じです。
麺はもうちょいプリッっとした感のある方が好きやけれ
ど、ダシとのバランスが良くて、やっぱり「あ〜、香川来
た。」って気分になれます。


5軒目
讃岐うどん まるいち 宇多津店 (宇多津町)

折角宇多津に来たならアレを見せねばと、少し歩いた
所にあるインパクト大のオブジェのある・・・へ。
相変わらず、何かが×××な。で、ふと線路の高架方
向を見ると・・・あれ?こんな所に"ふるいち"ってあった
っけ?まぁ、とりあえず行ってみましょうか。

まだ、綺麗そうな雰囲気やし、オープンしてからそこま
で何年もは経ってないのかな。
お店に入った時間が時間やったから他にお客さんはお
らず、オプション類も見た事の無い四角い天ぷら1種類
のみが残っているだけでした。

カウンターで『ぶっかけうどん・小(280円)』を注文して、
不思議な四角い天ぷら(80円)に挑戦してみる事に。
早速バクッと食べると、ジュワ〜っとしてます。
この天ぷらは初めて食べる気がするし、これが天ぷら
になってるのを見るのも初めてかも。ってか、あんまり
揚げようとは思わないかも・・?こういう風に1種だけ残
ってなければ、あまり取らないやろうな。
でもねぇ、意外にあり。

麺はねぇ、店に入った時間が時間やっただけに、茹で
揚げてからちょっと時間経ってる様に感じる。っても、
コシ抜け抜けって程ではない。
伸縮性はあまりなく、グミグミ感やモチモチ感の少な
いパシッっとした麺。茹でたてより若干落ちてるのが解
る感じ。そら、17時ぐらいやもん。しゃーない。

因みに、四角い天ぷらは高野豆腐でした。


  09年05月21日
いんせきの町〜?


1軒目
まんどぐるま (高松市)

電車で香川入り、坂出駅で在来線に乗り換えて、とりあ
えず朝食に立ち寄ったのはラーメンというか中華そば
も有名な“まんどぐるま”へ行ってみた。

朝8時30分。随分、久しぶりやな〜。
あら、店前に雨除けの屋根もできとるし。ちょっと変わ
ったな。前、いつやったか夕方16:30頃に店に入って、
「こんな時間やったらしゃーないわな」と思いながら店を
出たんやけど、いつやったっけ・・・。HPに載せてる884
のまた結構後で1回は着てるんやけど・・・。

まだ、お客さんのいない店内へ突入し、トレイを取って
「『かけうどん、大(270円)』、そのままで」と厨房のおば
ちゃんに注文。
茹で上がった麺を玉取りしてる蒸籠から丼に入れて、
ダシかけて。ズズ〜!!
やっぱり、こういうタイミングで来れたら安心できるね。
プリプリっと跳ねる様な弾力ある食感に、しっとりもっち
りの口当たり。程よいモチモチ感もあり、このプリプリと
モチモチのバランスがとてもGood。
私の好み的には、もう少しプリプリ感のあるぐらいの方
が好きではあるんやけど、まぁ今日は贅沢言うまぁ。

ダシは、少し「ん?」と思う感じがしたけれど、塩味もそ
んなにキツくは感じず比較的あっさりとした印象。
前回が前回やったから、どうなんかとも思っていたけ
ど、優しい感じもしてやっぱ美味いじゃん。


2軒目
ジャンボうどん 豊 (高松市)

旧国道沿い(県道33号線)の"ジャンボうどん豊"。
こちらも朝早めから営業してるお店です。が、時間は既
にお昼。満席にはなっていませんが、賑わっています。
えーっと・・・ここは、884ぶりになるのかな?

とりえず、ここでは釜揚げしか食べた事ないので、まだ
食べた事のない『ぶっかけうどん・大(410円)』を注文。

うどんが運ばれてくるまでの間、おでんを摘みますか。
おでんでチョイスしたのは玉子と天ぷら。
天ぷらのおでん、久しぶりや〜。
大阪に出た時、天ぷらがスーパーとかに売ってなくて、
驚いたのを思い出します。

で、運ばれてきました"ぶっかけうどん・大"。
やや細めながら、にょろにょろっと軽く縮れうねる麺に
は、活きの良さが伺えます。
しなやかで固さのあまりない麺。だけどグミグミ感は少
なく、軽いモッチリ感にバッツリと歯切れの良さがありま
す。麺のビシッとした見た目程はコシも強く前に食べた
釜揚げの記憶は薄れてしまっているけれど、その時と
は違うタイプに感じられます。
例えるなら宮武チック?
ぶっかけダシにも、しっかりイリコが感じられて甘香ば
しい〜!


  09年05月13日
"がもう"が臨時休業やったー!!


1軒目
山下うどん店 (坂出市)

この1週間の間に3度目の香川上陸!!
岡山からやと快速マリンライナーに乗ってしまえば、1
時間もありゃー高松駅に着いちゃうって。大阪時と比
べ、しみじみ近くなったなぁ〜と改めて実感。
とりあえず"がもう"へ向かってはみたが、残念ながら
『臨時休業』やったので、坂出の山下うどん店へ。

こちらも流石の人気店。店内はお客さん一杯やったけ
ど、行列自体は2〜3人がうどんをもらう為に並んでい
た程度。お昼前に来れて良かった〜。
そうしたら、並んだ後ぐらいからお昼のラッシュが始ま
ったのか、急激に列に並ぶ人が増えてゆきます。

そんなこんなで「うどんの大、そのままで。」と『うどん・
大(230円)』をもらって『赤天(130円)』を小皿に取って、
冷たい(常温)のダシをかけて。

軽くウネウネっと縮れた麺はビッと角が立ち、程よいエ
ッジ感もあって見るからにうまたげ。
勢いに任せて、ズバーズバー!っと一気に食べた・・・
というより"吸い込んだ"という表現の方がしっくりくるぐ
らいの勢いでアッという間に完食。
プリプリとした食感がたまらん!麺を噛もうとするとグッ
と麺の表面に抵抗を感じ、さらに口に力が入るとバシッ
と弾ける様に切れる良い麺。ウマウマっす!


  09年05月11日
狙いすましたかの様に、お昼時S級2軒訪問。


1軒目
田村 (綾歌郡綾川町)

一昨日も香川入りしてたけど、何も食べれず終い。
が、神は私を見放してはいなかった。再び香川上陸。
そして、狙い計ったかの様に綾川町近辺を通る頃にタ
イミング良くお昼。こら、行っとくべきでしょ。
って事で、32号線からちょいと脇道にそれて、田村へ。

GWも過ぎてしもたし、さすがに平日や。お昼とはいえ、
食べてる人は一杯やけど、そんなに混んでもいない。

早速、奥の厨房で「冷たいんの『大(250円)』」を受け取
って、ダシをちゃ〜っとかけて"ひやあつ"で頂きます。

ズゴーっ!!ズゴーっ!!ズゴーっ!!
うま〜。やっぱ美味。このピチピチっとした麺がたまり
ませんな。やっぱり私が作りたいと思う麺の理想は、こ
ういう感じの麺。でも、へたっぴやからあんまり似ない
んやけどね。
なんか、麺に味があるというか・・・でも、茹できれてな
い様な感じはしないし・・・。ダシの影響なんかな?なん
か、不思議な感じ。
ダシはややしょっぱいけども、この香ばしさがたまりま
せんな。もうちょっとグワッっとイリコのエグみが出てて
も私にとってはええぐらいかな。(昔はそういう日もあっ
た様に思うんやけど・・)

なんせ、計画してた様な偶然な様な田村訪問に満足し
ながら、「ん〜・・・・、折角やし・・・・」なんて事を考えてし
まう私。


2軒目
彦江製麺所 (坂出市)

田村で食べた後、「これはお昼の半分。」と自分に言い
聞かせ、坂出方面に抜けてゆきます。
坂出中央ボウルを越えて、小さな川沿いのパチンコ屋
を超えて・・・、あれ!?グリーンハウスが無い!?
と思いながら、ハンドルは左へ。
駐車場に吸い込まれる様に車を停めて、細い路地を進
みます。
駐車場には、香川県外ナンバーの車が何台も停まって
いて、若者・サラリーマンと様々な人が細い路地を歩い
ています。そんなちょっと異様な状況に「何かある!?」と
思わない人はいないのではないでしょうか?
あっ・・・そういえば、店の前で「本当にこんな所にうどん
屋あるんか?」
と言った知り合いもおったなぁ・・。

店に入って、丼取ってやっぱり「『大(240円)』そのまま」
と注文。12時半ではもう遅かったのか、天ぷら類は良さ
げなのが残っておらず、うどんにダシかけて・・・って
「熱っ!」、ダシタンクの蛇口が熱〜。
葱はちょっとだけ飾りに。

うはー。素敵!さすが超有名級店やなぁ。田村よりもガ
シッとやや固め残りな食感がガシガシ!・・・・でも、関
西系讃岐うどんに慣れると、これはこれで若干の違和
感を感じてしまうのが、不思議なところ。

しかし、しまった!と思った事が1つ。田村と彦江の順
番は逆にすべきやったかもしれん・・・。
田村のダシの印象が残り過ぎて、彦江のダシが弱いと
いうか薄いというか、あまり感じられない様なお口の状
況になってしまってる・・。


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